「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」 昨年売れた小説の“名言” 文芸評論家の斎藤美奈子さんが本に書かれた印象的な言葉をもとに書評する「今週の名言奇言」。今回は、『三千円の使いかた』(原田ひ香、中公文庫・税込み)を取り上げる。 今週の名言奇言読書 週刊朝日 1/26
うつ病、覚醒剤依存、彼氏のDVで夜逃げを繰り返す母親。就学前から「ヤングケアラー」だった息子を支えた「僕が一番」 ここ数年、家族をケアする子ども、「ヤングケアラー」がメディアで頻繁に報じられるようになった。しかし、言葉そのものが独り歩きするかのように、身体的な介護や家事労働に時間を取られ、学校に通えない子どもといったイメージが固定化しがちではないだろうか。実際には、そのどちらもしていないケースもあれば、鬱病や薬物依存の親をケアしている子どももいる。 ヤングケアラー書籍朝日新聞出版の本村上靖彦読書 dot. 1/25
「ダントツの生産性を生み出す」トップ層に共通する思考法とは 日本経済の停滞、人口減少、コロナ禍……ビジネスをとりまく環境は不安な要素でいっぱいです。「ウチの会社、大丈夫かな?」「今の会社に勤めていれば定年まで安泰なのかな?」と心配する人も多いのではないでしょうか。 仕事書籍朝日新聞出版の本読書 dot. 1/24
1日3時間以上のスマホ使用で、勉強も睡眠も台なしに【スマホはどこまで脳を壊すか】 子どもたちの生活に着実に入り込んでいるスマホ。「脳トレ」でも著名な川島隆太先生率いる東北大学加齢医学研究所が2021年度に行ったスマホ保有率の調査では、小学5年生65.5%、中学3年生では88.4%を占めていた。同研究所では、10年以上前からスマホと子どもの学力の関係に着目。その驚くべき影響について、同研究所助教の榊浩平先生に教えてもらった。(2023年2月13日刊行予定『スマホはどこまで脳を壊すか』から一部抜粋・再編集) スマホはどこまで脳を壊すか書籍朝日新聞出版の本榊浩平読書 dot. 1/24
22歳当時に2度の心停止、大病で獣医の夢を失った女性が最期に再確認したいこと 人生の終わりにどんな本を読むか――。週刊「大槌新聞」を創刊した菊池由貴子さんは、「最後の読書」に自著『わたしは「ひとり新聞社」 岩手県大槌町で生き、考え、伝える』を選ぶという。 読書 週刊朝日 1/24
人生いたるところに「沼」あり ラーメン沼、仮面ライダー俳優沼、セックス沼も 文芸評論家の斎藤美奈子さんが本に書かれた印象的な言葉をもとに書評する「今週の名言奇言」。今回は、『沼にはまる人々』(沢木文、ポプラ新書 990円・税込み)を取り上げる。 読書 週刊朝日 1/24
村田沙耶香、チョン・セランらアジアの若手作家9人が参加 「絶縁」テーマの短編小説 ライター・永江朗さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『絶縁』(村田沙耶香、チョン・セランほか、小学館 2200円・税込み)を取り上げる。 読書 週刊朝日 1/23
「どうする家康」で瀬名姫に出会った今川館 40年後、同じ地に駿府城を築城した家康の思いとは? 2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、松本潤さん演じる家康は幼くして人質となって今川館に入り、有村架純さん演じる瀬名姫を妻に迎える。その今川館だが、現在の駿府城の一角に建てられていたと考えられている。家康が人質といえども今川館で最高水準の教育を受けたことだけでなく、駿府城もまた近年の発掘調査によって、秀吉が築城させたという説に見直しが迫られている。 どうする家康千田嘉博徳川家康書籍朝日新聞出版の本歴史を読み解く城歩き読書 dot. 1/23
好きな司馬遼太郎作品アンケート 1位は『坂の上の雲』、女性人気は『燃えよ剣』 司馬遼太郎記念財団が昨年秋にインターネットで実施した「好きな司馬作品」アンケートの結果が発表された。 司馬遼太郎読書 週刊朝日 1/22
ロシアとウクライナの関係を解き明かす マリウポリ出身の母の軌跡をたどる ドイツ文学者・松永美穂さんが評する「今週の一冊」。今回は『彼女はマリウポリからやってきた』(ナターシャ・ヴォーディン著、川東雅樹訳、白水社 3080円・税込み)。 読書 週刊朝日 1/19
小学校低学年で母親が覚醒剤依存になった「ヤングケアラー」の経験を特徴づける“独特なあいまいさ”とは? ここ数年、家族をケアする子ども、「ヤングケアラー」がメディアで頻繁に報じられるようになった。しかし、言葉そのものが独り歩きするかのように、身体的な介護や家事労働に時間を取られ、学校に通えない子どもといったイメージが固定化しがちではないだろうか。実際には、そのどちらもしていないケースもあれば、鬱病や薬物依存の親をケアしている子どももいる。 ヤングケアラー書籍朝日新聞出版の本村上靖彦読書 dot. 1/18
大谷翔平 その先へ 米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。 大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024 共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。 米大統領選2024
本にひたる 暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。 自分を創る本
【スマホはどこまで脳を壊すか】使い過ぎで学力が「破壊」される驚愕の事実 まとまった休みができると、スマホやタブレットを手にSNS、オンラインゲーム、ドラマや映画の視聴などをしているうちに何時間も経っていたという経験は、誰にでもあるはず。近年、急速に普及したインターネットを使用したこれらの習慣は、私たちの脳に悪影響を与えると指摘され始めている。「脳トレ」でおなじみの川島隆太先生率いる東北大学加齢医学研究所は、長期にわたる調査結果からその悪影響について警鐘を鳴らしてきた。同研究所助教の榊浩平先生に、海外での研究もまじえてその深刻な影響について聞いた。(2023年2月13日刊行予定『スマホはどこまで脳を壊すか』から一部抜粋・再編集) スマホ依存症書籍朝日新聞出版の本榊浩平読書 dot. 1/17
同性愛カップルの時空を超えた足跡 古本業者が追う愛のゆくえ 文芸評論家・長山靖生さんが選んだ「今週の一冊」。今回は『時ありて』(イアン・マクドナルド著 下楠昌哉訳、早川書房 2200円・税込み)。 読書 週刊朝日 1/17
上野動物園・前園長の「最後の読書」とは? 楽しみだったパンダの飼育日誌 人生の終わりにどんな本を読むか――。日本パンダ保護協会会長で、前・上野動物園園長の土居利光さんは、「最後の読書」に母の日記を選ぶという。 読書 週刊朝日 1/16
徳川家康の運命を変えた「桶狭間」は信長の奇襲ではなかった! 城から読み解く勝利の秘密と家康の性格 2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が始まった。初回でさっそく描かれた「桶狭間の戦い」だが、これまで織田信長の奇襲の結果と言われてきたこの戦、近年は戦いの最初からイニシアチブを握っていたのは信長だったと、従来の説への見直しが迫られている。 どうする家康大河ドラマ徳川家康書籍朝日新聞出版の本歴史読書 dot. 1/16
群ようこの「終活」とは? 片づけ目標7割減のてんまつを綴る 作家・長薗安浩さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『たりる生活』(群ようこ、朝日新聞出版 1430円『体はゆく』(伊藤亜紗、文藝春秋 1760円・税込み)を取り上げる。 読書 週刊朝日 1/15
芸能界の話を小説に…映画俳優、スター歌手自身が描いた作品とは 「空に星があるように」「いとしのマックス」などのヒット曲を生んだ荒木一郎さん(79歳)が自伝的小説を書いた。それが『空に星があるように 小説 荒木一郎』(小学館、3300円・税込み)だ。60年代半ば、テレビドラマの脇役から映画俳優、スター歌手へと階段を駆け上がった19歳から25歳までを描いている。 読書 週刊朝日 1/13