なぜ、スタンフォードは常にイノベーションを生み出すことができ、それが起業や社会変革につながっているのか? 書籍『未来を創造するスタンフォードのマインドセット イノベーション&社会変革の新実装』では、スタンフォード大学で学び、現在さまざまな最前線で活躍する21人が未来を語っている。著者のひとり、立岩健二氏は、スタンフォードでの学びを活かし、保守的な東京電力で社内ベンチャー、株式会社アジャイルエナジーX立ち上げた。成功までには多くの失敗もあったという。「夢物語」だと一蹴された、テキサス州に日本製の原子炉を2基建設するという「STPプロジェクト」への出資参画という、日本の電力会社初の画期的な契約を勝ち取った立岩氏だったが、2011年3月11日、東日本大震災が起こる。本書より一部を抜粋・再編して紹介する。
スタンフォードで学んだ東電社員が3.11の緊急事態で発揮した「グローバル・リーダーシップ」とは
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