阿佐ヶ谷に“パンダの聖地”が! オムライスのパンダが寂しげな理由
日本に初めてパンダが来たのは1972年。日中国交正常化の記念としてだ。上野動物園の一般公開の初日には開門時に3千人が並び、「2時間並んで見物50秒」という過熱ぶりだった。それから45年。パンダは一過性のブームにとどまらず、人気者であり続けた。08年にリンリンが死亡すると上野動物園では約3年間、パンダ不在となり、年間の入園者数が落ち込んだが、11年、リーリーとシンシンが来園すると、前年度比約200万人増の約470万人に。それまでの無償譲渡から貸与制に切り替わり、年間95万ドル(約1億円)の支出に一部批判の声もあったが、圧倒的な人気ぶりを見せつけた。パンダは老若男女に愛され、海外でも人気だ。「パンダマジック」の正体は何なのだろう? 東京・阿佐谷にあるパンダファンの聖地を訪ねてみた。
AERA
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