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「出産と子育て」に関する記事一覧

この人と一緒に考える

民主「目玉」政策 教育改革の3年3カ月を振り返る
民主「目玉」政策 教育改革の3年3カ月を振り返る 衆院が解散し、再び政権交代する見通しが強まっている。民主党の教育政策は、2009年の政権交代時に打ち上げた「目玉」の一つだった。優先順位に応じて3段階に分け、第1に学費負担の軽減、第2に学校教育力の向上、第3にガバナンス(統治機構)の改革を位置づけた。解散までの3年3カ月で何が進められたのか。現場の声を聞きながら、振り返ってみたい。
菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡
菊池先生の「ことばシャワー」の奇跡 著者の菊池氏は北九州市立小倉中央小学校教諭。学級崩壊やいじめは、子どもの「自分に対する自信のなさ」「コミュニケーション力の乏しさ」が原因で、その結果、「クラス内の信頼関係が築けない」と分析する。  菊池教諭はプラスの考え方や行動をうながす言葉をシャワーのように掛け続けることで、児童の聞く力・話す力・自主的な行動力を高めてきた。本書では6年生のクラスが一年間でどのように変化したか、その軌跡と奇跡を関原氏がルポの形でまとめている。  特に素晴らしいのは、日替わりでクラスメートの長所やよいふるまいを見つけあい、帰りの会で発表する取り組み。観察力と判断力が育つという。ほめられた子どもは自信と安心感を得る。周りは真似しようとする。個々の成長が集団の信頼関係と思いやりにつながる。一方、「言葉の力がない人は友達のよさに気付かない。物事を表面的に好きか嫌いか、敵か味方かで振り分ける」と菊池教諭は指摘する。  会社員や職員の研修にも、十分役立つ内容が多い。

特集special feature

    高校数学の非正規先生「バイトしないと生活できない」
    高校数学の非正規先生「バイトしないと生活できない」 教育現場が揺れている。この6年で3割増しになっているともいわれる「非正規教員」だが、そのなかにも大きく二つのタイプがあるという。フルタイムの「常勤講師」とパートタイムの「非常勤講師」だ。非正規教員になるのは主に、大学などで教職課程を履修し教員免許は持っているものの、都道府県などが行う採用試験に受からなかった人たち。ほかには定年退職後、新たに非正規教員として働く人もいる。
    子どもの声は騒音? 賛否両論寄せられた区長のツイート
    子どもの声は騒音? 賛否両論寄せられた区長のツイート 今、幼稚園の園庭などで遊ぶ「子どもたちの声」に、クレームが寄せられるケースが増えている。こうした現状をうけてか、8月25日、東京都世田谷区の保坂展人区長が自身のツイッターで「役所に寄せられるクレームの中で、『保育園で子どもたちの声がうるさい』というものがある」「防音壁を作ったり、子どもを園庭に出さないということも起きている」と発信。たちまち賛否両論の反応が相次いだ。

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