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「がん」に関する記事一覧

全員がん経験者「ザ・ワイルドワンズ」に学ぶがん克服術
全員がん経験者「ザ・ワイルドワンズ」に学ぶがん克服術 「想い出の渚」などのヒット曲で知られる"加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ"。結成46年を迎えたメンバーは、4人全員ががんに罹患(りかん)した。リーダーの加瀬邦彦さん(71)が食道がん、鳥塚しげきさん(65)が胃がん、植田芳暁さん(64)が大腸がん、島英二さん(64)が胃がんだ。しかし見事に克服し、いまも精力的にステージに立つ。2人に1人ががんになる時代、彼らはいかにして「がんサバイバー」となったのか。その秘密を聞いた。
婦人科系がんになったら「リンパ浮腫」発症を予測すべし
婦人科系がんになったら「リンパ浮腫」発症を予測すべし 子宮や卵巣など下腹部のがんの摘出手術を受けた患者の25%以上、乳がんの摘出手術後は10%以上で発症するといわれているリンパ浮腫(ふしゅ)。しかし、リンパの知識を持つ医師は日本には少ない。日本リンパ学会理事長で信州大学医学部器官制御生理学教授の大橋俊夫医師に、リンパ浮腫治療の課題などについて聞いた。
約9割が男性に発症 忌野清志郎さんもかかった「がん」とは?
約9割が男性に発症 忌野清志郎さんもかかった「がん」とは? すべてのがんのうち5%をも占め、日常生活に不可欠な部位に発症するがんといえば、頭頸部がんだ。なじみは薄いかもしれないが、多くの場合、喫煙・飲酒の影響を受けるため、約9割が男性に発症する。ロックシンガーの故・忌野清志郎さんの喉頭がんも、今年逝去したヒゲの殿下こと寛仁さまの咽頭がんもその一種だ。今回は、なかでも症例数の多い咽頭がんの対処法を探る。

この人と一緒に考える

性交渉での「HPV感染」が子宮頸がんを招く
性交渉での「HPV感染」が子宮頸がんを招く 最近では、性交渉開始の低年齢化や生活スタイルの欧米化などから、子どもを産む前の20~30代に発症するケースが増えてきた子宮頸がん。日本婦人科腫瘍学会の治療ガイドライン作りに携わり、ライフワークの一つとして子宮頸がんの検診推進に取り組む熊本大学医学部付属病院産科・婦人科教授の片渕秀隆医師に、子宮頸がんの最近の傾向と予防について聞いた。
早期大腸がんの最新手術 4センチ以下の病変なら15分で手術完了も
早期大腸がんの最新手術 4センチ以下の病変なら15分で手術完了も 大腸がんは進行の程度により、治療法が異なってくる。腸管粘膜の下の層の深い部分、あるいはさらに深くの筋層までがんが浸潤(がんが広がること)しているものは、おなかを切開する開腹手術や、おなかに穴を開けて器具などを操作する腹腔鏡下(ふくくうきょうか)手術で外科的に切除しなければならない。しかし、粘膜または粘膜下層の浅い部分にがんがとどまり、リンパ節転移の危険性が低いと判断された、2センチ程度までの早期がんであれば、内視鏡を肛門から挿入して検査と同時に腸内でがんを切除する内視鏡治療が可能だ。腹腔鏡下手術と比べても、からだにかかる負担は軽く、利点が大きい。
池田清彦早大教授 「がんを治療せず放置する」メリットを語る
池田清彦早大教授 「がんを治療せず放置する」メリットを語る 生物学者で早稲田大学国際教養学部教授の池田清彦氏は、朝日新聞の書評欄に近藤誠『がん放置療法のすすめ』(文春新書)が紹介されているのを見て「ちょっと愉快であった」という。その理由は、それが医学界の主流の説と全く異なる主張が書かれた本であり、「大新聞」の書評欄に載っていたからだ。池田氏は本の内容に触れ、「がん放置療法」のメリットについて次のように話している。

特集special feature

    乳がん患者に共通「カタカナ食」 減らすべきは「マヨケソ」
    乳がん患者に共通「カタカナ食」 減らすべきは「マヨケソ」 今、若い世代のがんが増えているという。婦人科系、なかでも乳がんの発症時期が低年齢化しており、若いころからがんを作り出す体になるという、恐るべき現象が起きているそうだ。現場で数千人以上のがん患者の食生活をみてきたという、管理栄養士の幕内秀夫氏は、「乳がんにかかった方は『食』に問題が多い」と話し、乳がんと食生活の関係について次のように指摘する。
    コーヒーマジックでがんを防げ 「カフェインに発がん性」は昔の話
    コーヒーマジックでがんを防げ 「カフェインに発がん性」は昔の話 2人に1人ががんになる時代。がんと食生活の関係は奥深く、時代とともに変わる。また、「悪者」だった食品が一転、がんの発生率を抑える食品に変更されることもある。たとえばコーヒーがいい例だ。昔はカフェインの発がん性が疑われ、からだに悪い飲み物といわれていたのに、今や健康によい飲み物に変わった。肝臓がんをはじめ、いくつかの部位のがんのリスクを下げる可能性があることがわかったからだ。

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