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「朝日新聞出版の本」に関する記事一覧

コロナ、物価高、ウクライナ侵攻 今こそ必要なのは「ネガティブ・ケイパビリティ思考」だ
コロナ、物価高、ウクライナ侵攻 今こそ必要なのは「ネガティブ・ケイパビリティ思考」だ 『ネガティブ・ケイパビリティ』という本が、著者も驚く広がりを見せています。著者は、精神科医で作家の帚木蓬生さん。「答えの出ない事態に耐える力」について書いた本で、刊行は2017年ですが、医療界のみならず、教育やビジネスの世界、子育て世代にも響いて、コロナ禍以降は、先の見えない時代を生きる知恵としても引き合いに出されています。  この力を知ると「生きやすさが天と地ほどにも違ってくる」と著者が言うネガティブ・ケイパビリティについて、詳しく聞きました。
「暴くべき秘密はまだまだ残っている」“共闘”という新たな手法で記者たちが放ったスクープ
「暴くべき秘密はまだまだ残っている」“共闘”という新たな手法で記者たちが放ったスクープ 原発と基地――「国益」の名の下に犠牲を強いられる「苦渋の地」で今、何が起きているのか。政府や行政といった、権力を監視する役割を担うメディアは、その機能を果たせているのか。福島と沖縄を持ち場とする2人の新聞記者が、取材現場での出来事を綴った『フェンスとバリケード』。著者で沖縄タイムスの阿部岳記者が、共同通信・石井暁記者との連帯でつかんだ「自衛隊辺野古常駐計画」、そのスクープの裏側を一部抜粋してお届けします。
人に話を聞いてもらいたいなら「、」より「。」 ラジオDJ歴25年が明かす“秘伝の技”
人に話を聞いてもらいたいなら「、」より「。」 ラジオDJ歴25年が明かす“秘伝の技” なぜラジオは3時間の生放送でも聞き続けられるのか? ラジオDJとして25年、第一線で活躍し続ける秀島史香さんですが、実は「もともと緊張しがちで人見知りで心配性」といいます。そんな秀島さんだからこそ見つけられた、誰でも再現できる「人が聞き入ってしまう会話のレシピ」を一冊に詰め込んだ『なぜか聴きたくなる人の話し方』からの連載。今回は、「、」よりも「。」を増やすと話を聴いてもらえる理由を紹介します。
コロナ禍、ウクライナ侵攻で世界が激変した今こそ重視すべき、マーケティングが目指す方向性【コトラーの最新提言】
コロナ禍、ウクライナ侵攻で世界が激変した今こそ重視すべき、マーケティングが目指す方向性【コトラーの最新提言】 “マーケティング界の神様”と呼ばれるフィリップ・コトラー氏の最新刊『コトラーのマーケティング5.0 デジタル・テクノロジー時代の革新戦略』が4月20日に発売になった。マーケティング3.0、4.0に続くシリーズ第3弾となる本書で、コトラー氏は何を語っているのか。本書の監訳を務める早稲田大学商学学術院の恩藏直人教授に読みどころについて聞いた。
古代中国の伝承に残るパンダのような不思議な動物とは? 文献からたどるパンダの足あと
古代中国の伝承に残るパンダのような不思議な動物とは? 文献からたどるパンダの足あと 新聞の書評に取り上げられるなど反響を呼び、発売即重版が決まった『パンダとわたし』(黒柳徹子と仲間たち・著)。本の編集過程では、たくさんの取材やインタビューを行いましたが、収録しきれなかったエピソードも多々あります。今回は、本には未収録のインタビューを特別に公開! 中国文学が専門で、パンダファンという東京大学附属図書館特任研究員の荒木達雄先生と、古い文献からその存在をたどってみてわかったこととは?
医師だけでなくビジネスパーソン、主婦をも救う「ネガティブ・ケイパビリティ」とは?
医師だけでなくビジネスパーソン、主婦をも救う「ネガティブ・ケイパビリティ」とは? 『ネガティブ・ケイパビリティ』という本が、著者も驚く広がりを見せています。著者は、精神科医で作家の帚木蓬生さん。「答えの出ない事態に耐える力」について書いた本で、刊行は2017年ですが、医療界のみならず、教育やビジネスの世界、子育て世代にも響いて、コロナ禍以降は、先の見えない時代を生きる知恵としても引き合いに出されています。  この力を知ると「生きやすさが天と地ほどにも違ってくる」と著者が言うネガティブ・ケイパビリティについて、詳しく聞きました。

この人と一緒に考える

“イライラ”の原因は人や事象ではない 真っ先にすべき正しい対処法を自衛隊メンタル教官に聞いた
“イライラ”の原因は人や事象ではない 真っ先にすべき正しい対処法を自衛隊メンタル教官に聞いた 理由はハッキリとわからないが、なぜかイライラしている。配偶者や子どもの言動がいちいち、気に障る。上司の何気ない一言に、瞬間的にムカッとくる……。「イライラ」を感じたときに真っ先にするべきことがある、と語るのは元自衛隊メンタル教官の下園壮太さん。『自衛隊メンタル教官が教える イライラ・怒りをとる技術』を最近、刊行した下園さんに正しいイライラ対処法を教わった。
瀬戸内寂聴が92歳で知った「全身麻酔と秘密」の関係
瀬戸内寂聴が92歳で知った「全身麻酔と秘密」の関係 2021年11月に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんが、97歳の時に上梓した『寂聴 九十七歳の遺言』(朝日新書)。そこには自身の人生における出会いや別れ、喜びや悲しみのすべてが記されており、ベストセラーとなっている。本書より、寂聴さんにとっての「孤独死」と、胆のうガンを摘出した際の「全身麻酔と秘密」についてのエピソードを一部抜粋してお届けする。
「孤独が人間の皮膚なら、苦しみは人間の肉」瀬戸内寂聴が出家して楽になった理由
「孤独が人間の皮膚なら、苦しみは人間の肉」瀬戸内寂聴が出家して楽になった理由 2021年11月に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんが、97歳の時に上梓した『寂聴 九十七歳の遺言』(朝日新書)。そこには自身の人生における出会いや別れ、喜びや悲しみのすべてが記されており、ベストセラーとなっている。本書より、寂聴さんにとっての「孤独」についての一文を一部抜粋してお届けする。
実は消化不良でほぼフンに それでもパンダがタケを食べる理由
実は消化不良でほぼフンに それでもパンダがタケを食べる理由 ジャイアントパンダ(以下、パンダ)といえば、いつでもタケやササを食べているというイメージを持つ人も多いのでは? 実際にパンダは1日の大半を食事の時間に費やしています。では、どうしてそんなに食べ続けているのでしょうか。知っているようで知らない、パンダの食事情を、上野動物園パンダ班の前班長で、『パンダとわたし』(黒柳徹子と仲間たち・著)の筆者の一人でもある廣田敦司さんに教えてもらいました。
瀬戸内寂聴にとっての「愛」と人生唯一の後悔
瀬戸内寂聴にとっての「愛」と人生唯一の後悔 2021年11月に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんが、97歳の時に上梓した『寂聴 九十七歳の遺言』(朝日新書)。そこには自身の人生における出会いや別れ、喜びや悲しみのすべてが記されており、ベストセラーとなっている。本書より、寂聴さんにとっての「愛」についての一文を一部抜粋してお届けする。 

特集special feature

    【パンダ来日50年】実物を見た日本人がほぼいなかったパンダが上野動物園のアイドルになるまで
    【パンダ来日50年】実物を見た日本人がほぼいなかったパンダが上野動物園のアイドルになるまで ジャイアントパンダ(以下、パンダ)が初めて日本に来たのは、1972(昭和47)年10月のことです。当時、日本ではパンダについてほとんど知られていませんでした。もちろん飼育した経験のある人もいませんでした。そのような時代に、急遽パンダの受け入れ先に決まった上野動物園では、大急ぎで準備が進められたといいます。試行錯誤の連続だったという当時の様子を、飼育員の一人としてかかわった成島悦雄さんの寄稿文(黒柳徹子と仲間たち・著『パンダとわたし』収録文の一部を抜粋・再構成)から振り返ります。
    死体の片づけから捨て子の保護まで 江戸時代に「辻番」が果たした大切な役割
    死体の片づけから捨て子の保護まで 江戸時代に「辻番」が果たした大切な役割 組織に不満があっても、自分や家族の生活を考えれば、そう簡単には辞められない。組織で働く人ならば、誰もが多かれ少なかれ、ストレスを抱えているだろう。それは現代に限ったことではない。江戸の武士も「家格」の上下に泣き笑い、「出世」のために上司にゴマをすり、「利権」をむさぼり、「経費」削減に明け暮れていた。組織の論理に人生を左右されてきたのである。山本博文氏が著した『江戸の組織人』(朝日新書)は、大物老中・田沼意次、名奉行・大岡越前、火付盗賊改・長谷川平蔵などの有名人から無名の同心、御庭番、大奥の女中まで、幕府組織を事細かに検証し、重要な場面で組織人がどう動いたかを記している。本書から一部を抜粋して紹介する(※一部ルビなどは追記)。
    江戸時代の“総理大臣”は儲からなかった? 「老中」の驚くべき経費
    江戸時代の“総理大臣”は儲からなかった? 「老中」の驚くべき経費 組織に不満があっても、自分や家族の生活を考えれば、そう簡単には辞められない。組織で働く人ならば、誰もが多かれ少なかれ、ストレスを抱えているだろう。それは現代に限ったことではない。江戸の武士も「家格」の上下に泣き笑い、「出世」のために上司にゴマをすり、「利権」をむさぼり、「経費」削減に明け暮れていた。組織の論理に人生を左右されてきたのである。山本博文氏が著した『江戸の組織人』(朝日新書)は、大物老中・田沼意次、名奉行・大岡越前、火付盗賊改・長谷川平蔵などの有名人から無名の同心、御庭番、大奥の女中まで、幕府組織を事細かに検証し、重要な場面で組織人がどう動いたかを記している。本書から一部を抜粋して紹介する(※一部ルビなどは追記)。
    大奥で起こった殺人事件 体面を重視する組織が行った“隠蔽工作”とは
    大奥で起こった殺人事件 体面を重視する組織が行った“隠蔽工作”とは 組織に不満があっても、自分や家族の生活を考えれば、そう簡単には辞められない。組織で働く人ならば、誰もが多かれ少なかれ、ストレスを抱えているだろう。それは現代に限ったことではない。江戸の武士も「家格」の上下に泣き笑い、「出世」のために上司にゴマをすり、「利権」をむさぼり、「経費」削減に明け暮れていた。組織の論理に人生を左右されてきたのである。山本博文氏が著した『江戸の組織人』(朝日新書)は、大物老中・田沼意次、名奉行・大岡越前、火付盗賊改・長谷川平蔵などの有名人から無名の同心、御庭番、大奥の女中まで、幕府組織を事細かに検証し、重要な場面で組織人がどう動いたかを記している。本書から一部を抜粋して紹介する(※一部ルビなどは追記)。
    大谷翔平がアメリカの小さな少年野球チームに与えた「希望」
    大谷翔平がアメリカの小さな少年野球チームに与えた「希望」 2022年のメジャーリーグ開幕戦で、史上初の「1番・投手」で先発出場を果たしたエンゼルスの大谷翔平(27)。今季も、私たちの想像を超える記録を生み出してくれることだろう。実は、現地・アメリカでは日本ではあまり知られてない、大谷をめぐるさまざまな“ドラマ”がある。大谷翔平の番記者を務めた経験もある在米ジャーナリストの志村朋哉氏の新著『ルポ 大谷翔平 日本メディアが知らない「リアル二刀流」の真実』(朝日新書)から一部を抜粋・編集して掲載する。
    「チームメンバー全員が主役」と思わせることが成功の秘訣 はやぶさ2×Googleで解明
    「チームメンバー全員が主役」と思わせることが成功の秘訣 はやぶさ2×Googleで解明 3億キロメートル彼方の小惑星リュウグウから「星のかけら(サンプル)」を地球に持ち帰った「はやぶさ2プロジェクト」。幾多の想定外を乗り越え、9つもの「世界初」という偉業を成し遂げた背景には、どのようなチームマネジメントがあったのか? 『世界最高のチーム』と『世界最高のコーチ』の著者である経営コンサルタントのピョートル・フェリクス・グジバチさんが、『はやぶさ2のプロジェクトマネジャーはなぜ「無駄」を大切にしたのか?』の著者の津田雄一さんに聞きました。

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