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「瀬戸内寂聴」に関する記事一覧

秘書・瀬尾まなほさんが明かす瀬戸内寂聴さんに“初めて怒られた”こと 「自分を粗末にする人間はもう寂庵にはいらない」
秘書・瀬尾まなほさんが明かす瀬戸内寂聴さんに“初めて怒られた”こと 「自分を粗末にする人間はもう寂庵にはいらない」 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの秘書を約10年務めた、瀬尾まなほさん(35)。【中編】では、政治家の細川護熙さんとのエピソードや「作家・瀬戸内寂聴」が最後の最後まで書き続けた理由などを聞いた。【後編】では、寂聴さんから初めて怒られた日のことや、長男と寂聴さんの関係などを語ってくれた。
寂聴さんの秘書・瀬尾まなほさんが語る「細川護熙氏」との秘話 「先生は好きな人が来ると態度が変わるんです」
寂聴さんの秘書・瀬尾まなほさんが語る「細川護熙氏」との秘話 「先生は好きな人が来ると態度が変わるんです」 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの秘書を約10年務めた、瀬尾まなほさん(35)。【前編】では、寂聴さんが亡くなった現実の受け止め方や、疲弊した瀬尾さんを救ってくれた周囲の人の言葉などを聞いた。【中編】では、政治家の細川護熙さんとのエピソードや寂聴さんが晩年に苦しみながらも「書くこと」にこだわり続けた理由などを語ってくれた。
瀬尾まなほさんが今だから語れる“瀬戸内寂聴さんがいない現実” 「いまだ悲しみと正面から向き合えていない」
瀬尾まなほさんが今だから語れる“瀬戸内寂聴さんがいない現実” 「いまだ悲しみと正面から向き合えていない」 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの秘書を約10年務めた、瀬尾まなほさん(35)。寂聴さんを失った「悲しみにいまだに向き合えていない」という。2021年11月に最愛の人を亡くしてから、どのような日々を過ごしてきたのかを聞いた。
瀬戸内寂聴さんが語り遺した“生きるヒント” 「子どものいじめ」「衝動買い」「結婚できない」どうすれば?
瀬戸内寂聴さんが語り遺した“生きるヒント” 「子どものいじめ」「衝動買い」「結婚できない」どうすれば? 400冊を超える本を書いた作家で、法話を通じて愛と平和を伝え続けた僧侶でもあった瀬戸内寂聴さん。2021年11月9日に99歳で亡くなって、まもなく1年がたつ。思い出されるのは、人々の心を一瞬にしてつかんでしまう「語り口」だ。朝日新聞出版が2011年から12年にかけて刊行した全30号のCD付きパートワーク「古寺をめぐる こころの法話」は、連載企画として「寂庵ほほえみがたり」を収録。この連載で寂聴さんは、人々から寄せられた多くの悩みに答えていた。2時間42分に及ぶその語りには、「いま」を生きていくためのヒントが多く含まれていた。
寺島しのぶは「寂聴さんそのもの」 映画「あちらにいる鬼」原作者・井上荒野が絶賛
寺島しのぶは「寂聴さんそのもの」 映画「あちらにいる鬼」原作者・井上荒野が絶賛 寺島しのぶと豊川悦司主演の映画「あちらにいる鬼」が11月に公開される。直木賞作家の井上荒野が、父である作家の井上光晴と母、そして、人生のある時期に父と不倫関係にあった瀬戸内寂聴をモデルに、3人の至高の情愛を描いた長編小説が原作だ。寺島を見て、荒野さんは一言、「寂聴さんそのもの」と絶賛。この日は、主演二人と、自身の母がモデルとなる役を演じる広末涼子が初めて対面する場面の撮影で、ちょうど生誕100年を迎える寂聴さんと、父の誕生日の前日でもあった。荒野さんは「寂聴さんが天国で仕組んでいるのではないか」と奇縁を感じずにはいられなかったようだ。豊川と広末の二人が仲睦まじく歩く姿にふれ、「雰囲気があまりに似ていて、昔を思い出した」と動揺する場面も。亡き父と母、作家へと導いてくれた寂聴さんと再会したような気持ちと共に、「みなさんがスクリーンで3人の人生を生き直してくれるのを楽しみにしている」と懐かしさと期待をにじませた。(文/本誌・池谷真吾) ※AERA 2022年6月24日号

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「セクハラをする人、された人の謎を書きたいと思った」井上荒野の新刊『生皮』
「セクハラをする人、された人の謎を書きたいと思った」井上荒野の新刊『生皮』 瀬戸内寂聴さんと父親の井上光晴さんをモデルにした『あちらにいる鬼』をはじめ、恋愛や夫婦について書いてきた井上荒野さんが、セクシャルハラスメントという社会問題を小説のテーマに初めて選んだ。それが『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』(朝日新聞出版 1980円)だ。
「傷口にペン先を当てて作品を書いてきた人だった」 瀬戸内寂聴の生き様がドキュメンタリー映画に
「傷口にペン先を当てて作品を書いてきた人だった」 瀬戸内寂聴の生き様がドキュメンタリー映画に 波瀾万丈の人生を歩み、多くの著書を残した瀬戸内寂聴さん。生前の姿を追ったドキュメンタリー映画が、5月27日から全国で順次公開される。大いなる矛盾を抱えて生きた99年の歳月を問う内容に、心が揺り動かされる。AERA2022年5月23日号の記事を紹介する。
瀬戸内寂聴が92歳で知った「全身麻酔と秘密」の関係
瀬戸内寂聴が92歳で知った「全身麻酔と秘密」の関係 2021年11月に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんが、97歳の時に上梓した『寂聴 九十七歳の遺言』(朝日新書)。そこには自身の人生における出会いや別れ、喜びや悲しみのすべてが記されており、ベストセラーとなっている。本書より、寂聴さんにとっての「孤独死」と、胆のうガンを摘出した際の「全身麻酔と秘密」についてのエピソードを一部抜粋してお届けする。
「孤独が人間の皮膚なら、苦しみは人間の肉」瀬戸内寂聴が出家して楽になった理由
「孤独が人間の皮膚なら、苦しみは人間の肉」瀬戸内寂聴が出家して楽になった理由 2021年11月に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんが、97歳の時に上梓した『寂聴 九十七歳の遺言』(朝日新書)。そこには自身の人生における出会いや別れ、喜びや悲しみのすべてが記されており、ベストセラーとなっている。本書より、寂聴さんにとっての「孤独」についての一文を一部抜粋してお届けする。
瀬戸内寂聴にとっての「愛」と人生唯一の後悔
瀬戸内寂聴にとっての「愛」と人生唯一の後悔 2021年11月に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんが、97歳の時に上梓した『寂聴 九十七歳の遺言』(朝日新書)。そこには自身の人生における出会いや別れ、喜びや悲しみのすべてが記されており、ベストセラーとなっている。本書より、寂聴さんにとっての「愛」についての一文を一部抜粋してお届けする。 

特集special feature

    【追悼】瀬戸内寂聴さんが遺した数々の言葉 「不倫なんて思ってないの」「欲や煩悩が尽きないのは当たり前」
    【追悼】瀬戸内寂聴さんが遺した数々の言葉 「不倫なんて思ってないの」「欲や煩悩が尽きないのは当たり前」 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが11月9日、99歳で死去した。 女性の生と性を描いた小説で人気を集め、400冊以上を出版。平和や反原発を訴えるなど、社会活動にも取り組んだ。 自身も、結婚、不倫、出家──など波瀾万丈の人生だった。AERA 2021年11月22日号から。
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