普段から多くの人々が利用し、日本の発展を支えている鉄道。市井の人々にとって日常のものではあるが、日本の歴史に深く関わることも。政治学者であり、鉄道をこよなく愛する原武史さんの新著『歴史のダイヤグラム<2号車> 鉄路に刻まれた、この国のドラマ』(朝日新書)では、鉄道と人物とが交差する不思議な物語が明かされている。同書から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
昭和天皇のハネムーン 湖上の月見は苦難のあとの“幸せの絶頂”
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