秋篠宮家の長女、眞子さま(29)は、感情をあらわにしないロイヤルスマイルがお上手だ。そんな眞子さまも、ふとした瞬間に、驚くほど豊かな表情を見せることがある。ビックリして慌てたり、失敗をして恥ずかしそうに苦笑いをしたり、表情が豊かに変える眞子さまの貴重なショットを紹介する。
笑顔が絶えない眞子さまの公務の場といえば、鴨場での接遇だ。眞子さまが最初に鴨場での接遇を行ったのは、二十歳の成人を迎えた2011年冬のこと。毎年、この時期に鴨場での接遇を重ねているが、生き物相手に苦戦する様子が伝わってくる。
眞子さまが22歳の冬には、こんな出来事があった。
〈2013年末、埼玉・越谷の宮内庁「埼玉鴨場(かもば)」。皇室が明治時代から続けてきた接遇の場で、眞子さまは外国大使のホスト役を務めていた。
この日のハイライト、カモを空高く飛びだたせる「放鳥」場面。眞子さまが抱えたカモはバタバタと暴れ、空を舞うことなく地面を走っていった。慌てて後を追う眞子さま。一生懸命な姿が、いつしか周囲の空気を和らげていく。眞子さまらしさが垣間見えた。〉(朝日新聞デジタル2017年9月4日配信記事)
暴れて飛び立つカモを追いかける眞子さまからは、「あ~、飛んで行っちゃった」というセリフが聞こえそうだ。
口に手を当てて、困ったように笑う眞子さま。その後ろには、優しく微笑む各国の大使や夫人の様子が写っている。
2017年、同じ埼玉県の鴨場で、ふたたびアクシデントが起こる。
26歳になった眞子さまは、外国大使らと日本伝統のカモ猟を行っていた。いざ、カモを空高く飛びたたせようと放鳥する場面で、なんと眞子さまは、手にしたカモをポトンと落としてしまう。写真には、逆さまに落ちてゆく鴨の黄色い脚が映っている。
その後、落としたカモが池に歩いてゆく様子を、手を合わせて心配そうに見守る眞子さまの姿が見て取れる。うしろでは、眞子さまを笑顔で見守りながらも、パシャリとスマホで撮影する外国大使の男性の姿も。
初々しい仕草を見せていた眞子さまも、2019年に行われた千葉県の新浜にある鴨場で行った接遇では、ずいぶん様になっていた。
妹の佳子さまを、優しくサポートしていた。お二人の笑顔が印象的な一枚だ。