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「シネマ×SDGs」に関する記事一覧

「ママに私を押しつけて、身勝手だと思わなかった?」 12歳の少女と、母を捨てて育児から逃げた父の物語
「ママに私を押しつけて、身勝手だと思わなかった?」 12歳の少女と、母を捨てて育児から逃げた父の物語 12歳のジョージー(ローラ・キャンベル)はロンドン郊外のアパートで独り暮らし。母の病死後、彼女は教師やソーシャルワーカーの目をかいくぐり、居場所を守ろうと知恵をめぐらせてたくましく生きてきた。そんなある日、父親だと名乗る怪しい男(ハリス・ディキンソン)が現れて──!? 「SCRAPPER/スクラッパー」で脚本も務めたシャーロット・リーガン監督に本作の見どころを聞いた。
「最後にまた何か大きな罠にはまってしまった」 スティーブン・キングらに影響を与えた鬼才をモデルにした異色心理サスペンス
「最後にまた何か大きな罠にはまってしまった」 スティーブン・キングらに影響を与えた鬼才をモデルにした異色心理サスペンス 1948年、短編『くじ』で一大センセーションを巻き起こしたシャーリイ・ジャクスン(エリザベス・モス)はスランプに陥っていた。夫のスタンリー(マイケル・スタールバーグ)は青年とその妻ローズ(オデッサ・ヤング)を居候させ、シャーリイの世話をさせるが──。実在の作家をモデルにした異色作「Shirley シャーリイ」。監督のジョセフィン・デッカーさんに本作の見どころを聞いた。
「花火は悲劇のたびに立ち上がってきた長岡の象徴」 新潟・長岡の花火大会を高精細度4Kで撮影
「花火は悲劇のたびに立ち上がってきた長岡の象徴」 新潟・長岡の花火大会を高精細度4Kで撮影 「一生に一度は行きたい」と言われる新潟県長岡市の花火大会。毎年8月2、3日の2日間で打ち上げられる花火には、空襲や新潟県中越地震など数々の苦難の歴史と「慰霊」「復興」「平和」の想いが込められていた──。2023年の花火を20台を超えるカメラで追った圧巻のドキュメンタリー「長岡大花火 打ち上げ、開始でございます」。監督の坂上明和さんに本作の見どころを聞いた。
名匠ホン・サンス監督が贈る人間ドラマ「WALK UP」 小さなアパートで暮らす男女を描いたモノクロームの世界
名匠ホン・サンス監督が贈る人間ドラマ「WALK UP」 小さなアパートで暮らす男女を描いたモノクロームの世界 映画監督のビョンス(クォン・ヘヒョ)は娘のジョンス(パク・ミソ)とインテリアデザイナーのキム・ヘオク(イ・ヘヨン)を訪ねる。3人はワインを飲みながら話し込むが──。名匠ホン・サンス監督が地上4階、地下1階建ての小さなアパートを舞台に、ビョンスを取り巻く女性たちを描く「WALK UP」。主演のクォン・ヘヒョさんに本作の見どころを聞いた。
「障害のある人々を祝福したい」 実体験をセルフドキュメンタリーとして赤裸々に描いた一作
「障害のある人々を祝福したい」 実体験をセルフドキュメンタリーとして赤裸々に描いた一作 エラ・グレンディニングは股関節がなく大腿骨が短い、まれな障害のある女性だ。2018年に彼女はSNSを通じて自分と同じ障害のある人を探すセルフドキュメンタリーを撮り始める。そんな矢先、パートナーとの子を妊娠していることがわかり──。サンダンス映画祭ほかで話題となった作品「わたしの物語」。監督も務めたエラ・グレンディニングさんに本作の見どころを聞いた。
「自分が着くまで生きていて」 病気の元同僚のために800キロ離れたホスピスを目指し歩き始めた高齢男性
「自分が着くまで生きていて」 病気の元同僚のために800キロ離れたホスピスを目指し歩き始めた高齢男性 ハロルド・フライ(ジム・ブロードベント)は元同僚の女性から余命幾ばくもない、という手紙を受け取る。ハロルドは返事を書き、妻(ペネロープ・ウィルトン)に声をかけて郵便ポストへ向かう。だがそのまま800キロ離れたホスピスまで歩き出し──。累計600万部のベストセラー小説の映像化である「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」。原作者であり監督も務めたレイチェル・ジョイスさんに本作の見どころを聞いた。

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市議会中継を5千人が視聴 元銀行員市長の“見える化”政治を追ったドキュメンタリー
市議会中継を5千人が視聴 元銀行員市長の“見える化”政治を追ったドキュメンタリー 人口2万6千人余の広島県安芸高田市では、2019年の河井克行・案里夫妻による買収事件で市長と市議3人が辞職。20年に元銀行員で37歳(当時)の石丸伸二氏が市長に当選する。だが議員たちとの溝が深まり──。すべての自治体、国政にも通じる問題を浮かび上がらせるドキュメンタリー「#つぶやき市長と議会のオキテ」。監督の岡森吉宏さんに本作の見どころを聞いた。
ジョン・レノンの“失われた週末”を一緒に過ごした「個人秘書」が語るドキュメンタリー
ジョン・レノンの“失われた週末”を一緒に過ごした「個人秘書」が語るドキュメンタリー ジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた1973年からの18カ月間。「失われた週末」と呼ばれるその間、ジョンは10歳年下の恋人・中国系アメリカ人、メイ・パンといた。そのとき何があったのか。メイ本人、そしてジョンの息子ジュリアン・レノンが貴重な映像とともに語るドキュメンタリー「ジョン・レノン 失われた週末」。俳優のメイ・パンさんに本作の見どころを聞いた。
パリ郊外の移民家族に襲いくる“立ち退き”の現実 声上げ立ち向かう大切さを描いた映画「バティモン5 望まれざる者」
パリ郊外の移民家族に襲いくる“立ち退き”の現実 声上げ立ち向かう大切さを描いた映画「バティモン5 望まれざる者」 舞台はパリ郊外にある団地の一角、通称「バティモン5」。移民家族が多く暮らすここでは老朽化にともなう取り壊しと再開発計画が進められている。が、行き場を失う住民たちが続出。マリにルーツを持つ女性アビー(アンタ・ディアウ)は問題に向き合うため、市長選に立候補することを決めるが……。脚本も務めたラジ・リ監督に映画「バティモン5 望まれざる者」の見どころを聞いた。
死刑執行後に再審請求が提起された「飯塚事件」 人が人を裁く難しさに立ち向かうドキュメンタリー「正義の行方」
死刑執行後に再審請求が提起された「飯塚事件」 人が人を裁く難しさに立ち向かうドキュメンタリー「正義の行方」 1992年2月20日。福岡県飯塚市で小1の女の子二人が殺害された「飯塚事件」。犯人とされた久間三千年(くま・みちとし)は2008年に死刑執行された。しかし冤罪を訴える再審請求が提起され、事件は続いている。警察官、弁護士、新聞記者の立場から事件に迫る圧巻のドキュメンタリー「正義の行方」。木寺一孝監督に本作の見どころを聞いた。
故郷で出会ったのは「30年前に事故でこの世を去った両親」 山田太一の小説を新解釈で映画化した「異人たち」
故郷で出会ったのは「30年前に事故でこの世を去った両親」 山田太一の小説を新解釈で映画化した「異人たち」 ロンドンのタワマンに暮らす脚本家アダム(アンドリュー・スコット)は作品執筆のため、幼いころ住んでいた郊外の町を訪れる。そこで出会ったのはなんと30年前に事故でこの世を去った父と母だった──。脚本家・山田太一の小説『異人たちとの夏』を新たな解釈で映画化した「異人たち」。脚本も手がけたアンドリュー・ヘイ監督に本作の見どころを聞いた。
チキンを巡って大騒動! 各国映画祭で話題の笑い泣き最高級フレンチ・コメディーアニメ
チキンを巡って大騒動! 各国映画祭で話題の笑い泣き最高級フレンチ・コメディーアニメ フランス郊外の団地。8歳のリンダは母ポレットと二人暮らし。ある日、亡き父が母に贈った指輪をめぐる勘違いから、母はリンダに「なんでもする」と謝る。リンダが頼んだのは、父の思い出の料理パプリカ・チキン。だがチキンが手に入らず──? 世界各国の映画祭で話題のアニメーション「リンダはチキンがたべたい!」。実写制作者のキアラ・マルタさんとアニメーション制作者のセバスチャン・ローデンバックさんに本作の見どころを聞いた。

特集special feature

    実在したレスラー一家の“極端に歪められた理想の男性像”から起きた悲劇を描く「アイアンクロー」
    実在したレスラー一家の“極端に歪められた理想の男性像”から起きた悲劇を描く「アイアンクロー」 「アイアンクロー=鉄の爪」の必殺技を持つプロレスラーのフリッツ・フォン・エリック(ホルト・マッキャラニー)は、息子のケビン(ザック・エフロン)、デビッド(ハリス・ディキンソン)ら4人全員をレスラーに育てようとするが──。史上最強ながら「呪われた一家」とされた実在する家族の物語「アイアンクロー」。脚本も務めたショーン・ダーキン監督に本作の見どころを聞いた。
    数々の映画祭&賞レースを席巻! 初恋相手との24年間を描く米韓合作ラブストーリー
    数々の映画祭&賞レースを席巻! 初恋相手との24年間を描く米韓合作ラブストーリー ソウル出身のノラ(グレタ・リー)は12歳でカナダへ移住した。12年後、彼女はFacebookで初恋の相手ヘソン(ユ・テオ)と繋がる。彼はノラを想い続けていた。それから12年。ニューヨークで夫アーサー(ジョン・マガロ)と暮らすノラはヘソンと対面する──。米アカデミー賞作品賞にもノミネートされた「パスト ライブス/再会」。俳優のユ・テオさんに本作の見どころを聞いた。
    韓国の社会問題に根ざした濃密なサスペンススリラー「ビニールハウス」
    韓国の社会問題に根ざした濃密なサスペンススリラー「ビニールハウス」 ソウル郊外の農村のビニールハウス。イ・ムンジョン(キム・ソヒョン)は、夫と離婚し、一人そこで暮らしている。10代の一人息子と良い家に住むことを願う彼女は、訪問介護士兼家政婦として視力を失った大学教授と認知症を患う彼の妻の世話を献身的にしていた。が、ある事件が起こり──!? 「ビニールハウス」のイ・ソルヒ監督に本作の見どころを聞いた。
    人種も背景も凹凸な登場人物たちがNYのいまを映し出す 驚きと感動とオペラを楽しめる映画「ブルックリンでオペラを」
    人種も背景も凹凸な登場人物たちがNYのいまを映し出す 驚きと感動とオペラを楽しめる映画「ブルックリンでオペラを」 ニューヨーク・ブルックリンに暮らすオペラ作曲家のスティーブン(ピーター・ディンクレイジ)は深刻なスランプに陥っていた。妻で精神科医のパトリシア(アン・ハサウェイ)の勧めで外出した彼は、曳船の船長カトリーナ(マリサ・トメイ)に出会い──。ロマコメの名匠が現代に放つ話題作「ブルックリンでオペラを」。脚本も務めたレベッカ・ミラー監督に本作の見どころを聞いた。
    「すべての男性が殺したようにも感じる」 フェミサイドの未解決事件をもとにした映画「12日の殺人」
    「すべての男性が殺したようにも感じる」 フェミサイドの未解決事件をもとにした映画「12日の殺人」 2016年10月12日の夜、21歳のクララは帰宅途中に何者かにガソリンをかけられ、火を放たれた。捜査官ヨアン(バスティアン・ブイヨン)らの捜査で彼女の奔放な交際歴が明らかになってゆく。だが犯人は見つからずヨアンは次第に事件に取り憑かれていく──。実際の未解決事件をもとにした映画「12日の殺人」。ドミニク・モル監督に本作の見どころを聞いた。
    生きるのに大事なものを体現するハンセン病回復者を8年間追ったドキュメンタリー「かづゑ的」
    生きるのに大事なものを体現するハンセン病回復者を8年間追ったドキュメンタリー「かづゑ的」 宮崎かづゑさんは10歳で国立ハンセン病療養所・長島愛生園にやってきた。病気の影響で手の指や足を切断し視力もほぼないが、電動カートで買い物に行き、夫の孝行さんのために料理を作り、84歳で著作『長い道』を出版した。生命力溢れるかづゑさんを8年間追ったドキュメンタリー「かづゑ的」。熊谷博子監督に本作の見どころを聞いた。
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