鈴子

鈴子

昭和生まれのライター&編集者。神社仏閣とパワースポットに関するブログ「東京のパワースポットを歩く」(https://tokyopowerspot.com/blog/)が好評。著書に「怨霊退散! TOKYO最強パワースポットを歩く!東東京編/西東京編」(ファミマ・ドット・コム)、「開運ご利益東京・下町散歩 」(Gakken Mook)、「山手線と総武線で「金運」さんぽ!! 」「大江戸線で『縁結び』さんぽ!!」(いずれも新翠舎電子書籍)など。得意ジャンルはほかに欧米を中心とした海外テレビドラマ。ハワイ好き
あなたの知らない神社仏閣の世界
寂光院の放火火災から20年 平清盛の娘の命日を前に怒り再び
寂光院の放火火災から20年 平清盛の娘の命日を前に怒り再び
2005年に再建された寂光院本堂 寂光院の隣にある高倉天皇皇后徳子(建礼門院)大原西陵  冬になるとどうしても火災のニュースが増えてくる。気候も影響しているのだろうが、日本特有の家屋の構造も火災の増減に影響しているようだ。古くから「日本の家は紙と木でできている」と揶揄されてきたし、実際、歴史上にも万を超える人が亡くなってしまった火災が記録に残っている。江戸の三大大火と呼ばれる「明暦の大火」「明和の大火」「文化の大火」、京都の町の8割を焼き尽くしたと言われる「天明の大火」など、被害の大きな火事はほとんどが1月から3月の間に起きている。    江戸時代、この季節だけ被災しないように妻子を郊外の実家に帰省させ、梅雨の前に江戸の町に呼び戻すという江戸の町民たちもいたのだとか。おかげで冬と夏の人口にかなりの差が生じていた。それほど江戸時代、火事は恐れられていたのである。
dot. 12/12
紅葉シーズン到来! 横浜を代表する実業家が造成した三溪園
紅葉シーズン到来! 横浜を代表する実業家が造成した三溪園
今年の11月は暖かい日が続いてなかなか紅葉を楽しむような環境が整わなかったが、いよいよ来週あたりから冷え込むらしく本格的に山の木々も色づきそうだ。関東、とくに首都圏では紅葉を楽しむ場所がなかなか見つからない。神宮外苑のイチョウ並木や高尾山などは観光客からの人気も高いが、すぐに混雑して満員電車の様相となる。東京にはいくつも見事な庭園が残っていて、皇居外苑や北の丸公園、小石川後楽園や六義園などの庭園も見頃を迎える頃だろう。元は大大名たちの庭だったものが、今では人々の観光スポットとなっているのだから歴史の継続というものはありがたいものである。
dot. 11/28
坂本龍馬ブームがもう少し早ければ… 嫌われた妻・おりょう
坂本龍馬ブームがもう少し早ければ… 嫌われた妻・おりょう
有名な話だが、幕末の偉人・坂本龍馬は誕生日も亡くなった日も同じ11月15日(旧暦。新暦になおすと違う日になる)とされている(まぁ、若干誕生日に関してはいくつかの記述が残っているようだが)。というわけで今日明日は、坂本龍馬の話題でweb界隈もにぎわうと思うので、私は龍馬本人ではなく関連する人物について追ってみることにしよう。
dot. 11/14
コロナ禍だからこそ、新パスポートに入れてほしかった北斎の“あの作品”
コロナ禍だからこそ、新パスポートに入れてほしかった北斎の“あの作品”
コロナ禍さえなければ、もっと話題になっていい改定が今年あった。オリンピックの年にも本当ならふさわしい話だったのに、コロナにすっかり出足を取られ、見向きもされないので、この際、北斎の誕生日でもある10月31日(旧暦9月23日)にしっかりご紹介しておきたいと思う。
dot. 10/31
そろそろGoTo神社仏閣 日本全国に広がる日本武尊伝説
そろそろGoTo神社仏閣 日本全国に広がる日本武尊伝説
旅行予約サイトから一時利用条件の変更が発表されるなど、混乱を呼んだGoToキャンペーンだが、どうやら当初の利用条件へ戻すことになったようだ。まずは、めでたしメデタシ。原因はといえば、割り当てられた給付金が予定量に達しそうになったからとか。コロナ対応で自粛生活を強いられていた多くの皆さんが「そろそろ羽を伸ばしても良い頃なんじゃない?」と強く思った、ということなのだろう。私も気持ちは全く同じ。ご挨拶が滞っていた神社仏閣へお参りしたい気持ちは割引条件に反比例して高まっており、「いざ行かん」という感じの今日この頃なのである。
dot. 10/17
仏教用語が由来の「四天王」 一番人気は上杉謙信が信仰した、あの神さま
仏教用語が由来の「四天王」 一番人気は上杉謙信が信仰した、あの神さま
よく何かの頂点に立つ人々を「四天王」と呼ぶ。スポーツや勝負の世界、あるいは芸術、エンターテイメント界においても「平成の四天王」などと常にトップを争う実力者たちを指す意味で使われているようだ。ご承知のようにこの四天王とは、仏教用語である。「方便」「金輪際」などわれわれは知らないうちに多くの仏教用語を使っている。今回は「四天王」について少しご紹介してみたい。
dot. 8/29
コロナ禍で大打撃のハワイ 日本との深いつながり
コロナ禍で大打撃のハワイ 日本との深いつながり
コロナ禍の影響で海外旅行はおろか、国内旅行でさえも行きにくい状況が続いている。以前の原稿で「寺社が自粛を続けることが正しいのか」と疑問を投げた筆者に対して「ステイホームしてればよい」というコメントがついていたが、それはきっと先行きの収入に不安のまったくない方のコメントだったのだろうと思う。日本でさえこのように考え方が二分されるのだから、ほぼ観光だけで生きているハワイのような地域の状況は惨憺たるものだ。未来があるのかもわからない。
dot. 8/15
大河ドラマ化が切望される、「東京」の地盤を作った武将とは?
大河ドラマ化が切望される、「東京」の地盤を作った武将とは?
東京の町は、徳川家康がこの地に都を開いた際、参謀であった僧・天海の助言もあって守りに風水の理念が取り入れられた。江戸城の鬼門・裏鬼門・北辰を神社やお寺で守護するように、建設や移転を命じたのである。もちろん神頼みだけでなく、道路や堀・川などを整備し、住みやすい内側と攻撃しにくい外側を物理的にも完成させていたのではあるが。
dot. 7/25
浅草寺から消えた「ほおずき」 神社仏閣と街との関係性とは?
浅草寺から消えた「ほおずき」 神社仏閣と街との関係性とは?
近年、豪雨の被害が続いていて、コロナ禍が続いている今年くらいは勘弁してほしいと思っていたが、自然はそういう調整も許してくれないらしい。こうも災害が続くと神頼みさえしたくなるが、この夏は神々の怒りを鎮めるために始まった祭りの多くが中止や延期になっているのだから、それさえもなかなか難しい。
dot. 7/11
疫病退散願い人々が集った神社仏閣 コロナ禍の現代人はどこへ行けばいいのか
疫病退散願い人々が集った神社仏閣 コロナ禍の現代人はどこへ行けばいいのか
コロナ禍のせいで、今年の夏のお祭りは大打撃である。京都・祇園祭の花である山鉾巡行や福岡・博多山笠の取りやめをはじめとして、各神社仏閣の催事が軒並み中止か延期となってしまった。御朱印やお守りの授与の方法なども例年と違った形で行っているところも多い。催事の多くが、疫病や天候不順を除けるために始まったことを考えると、なんだか本末転倒の感じもするが、人が集中することが感染拡大につながるという知識を持ってしまった現代では致し方ないのだろうか。
dot. 6/27
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この話題を考える
大谷翔平 その先へ
大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

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