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鈴子

鈴子

昭和生まれのライター&編集者。神社仏閣とパワースポットに関するブログ「東京のパワースポットを歩く」(https://tokyopowerspot.com/blog/)が好評。著書に「怨霊退散! TOKYO最強パワースポットを歩く!東東京編/西東京編」(ファミマ・ドット・コム)、「開運ご利益東京・下町散歩 」(Gakken Mook)、「山手線と総武線で「金運」さんぽ!! 」「大江戸線で『縁結び』さんぽ!!」(いずれも新翠舎電子書籍)など。得意ジャンルはほかに欧米を中心とした海外テレビドラマ。ハワイ好き
あなたの知らない神社仏閣の世界
義経と弁慶像が立ち並ぶ白旗神社 義経信仰と弁慶のフィクション
義経と弁慶像が立ち並ぶ白旗神社 義経信仰と弁慶のフィクション 日本人に特有の感情として「判官贔屓(ほうがんびいき)」というものがよく指摘される。この言葉を解説するならば、「弱者などに理屈抜きで同情し味方すること」とでも説明できるが、似たような意味の「依怙(えこ)贔屓」とは相手の立つ位置がかなり違っている気がする。この贔屓される対象は、強者から弾圧や嫌がらせを受けていなくてはならず、得てして強者は世間一般から嫌われているのである。
武田信玄VS上杉謙信「川中島の戦い」の勝者はどっち?典厩寺・日本最大級の閻魔大王に聞いてみよう
武田信玄VS上杉謙信「川中島の戦い」の勝者はどっち?典厩寺・日本最大級の閻魔大王に聞いてみよう 川中島古戦場八幡社の境内にある「武田信玄と上杉謙信の一騎討ち像」 典厩寺に鎮座する日本一大きいと言われる閻魔大王像 善光寺本堂  こんな世情、加えて9.11の日に、このような話は気も引けるが、日本では運動会の競技(名)になるほど歴史的にも有名な戦いであるのでお許しいただきたい。
水戸黄門が激怒した江戸城内の刃傷沙汰 原因は将軍の嫉妬?
水戸黄門が激怒した江戸城内の刃傷沙汰 原因は将軍の嫉妬? 忠臣蔵と言えば赤穂浪士が雪中を凱旋行進する映画などのイメージから冬の風物詩とも言えるが、きっかけとなった江戸城松の廊下の刃傷沙汰は3月に起きたものだ。ただ、このような刃傷沙汰は浅野内匠頭が起こしたものだけではない。しかも、多くの刃傷沙汰は夏に起きていて、いつの時代も暑いとムシャクシャしてしまい暴挙に出てしまいがちなのではないかと勘ぐったりもするのである。
お盆に考えたい不思議な日本人の宗教観 そもそも神と仏の違いとは?
お盆に考えたい不思議な日本人の宗教観 そもそも神と仏の違いとは? 飯綱権現の発祥地・飯綱神社の両部鳥居(明治時代の神仏分離令の際、廃止するよう指示された神仏習合の象徴的鳥居) 新宿・太宗寺境内にある切支丹燈籠(下部の彫り物はマリア観音とも) 伊勢原でみつけた頭を落とされた石仏像 稲荷神社に残る首なしのお狐さま  お盆で行うさまざまな行事は、仏教のものだと思いがちだが、実は元をたどるとまったく違うことがわかる。
大河「鎌倉殿の13人」で描かれる鎌倉時代に神社が作られ続けた理由とは
大河「鎌倉殿の13人」で描かれる鎌倉時代に神社が作られ続けた理由とは 5代執権・北条時頼により建立された建長寺 東勝寺跡地の一角にある「腹切りやぐら」 修善寺・指月殿  先日の豪雨被害のニュースを見ながら「ああ走湯権現(現・伊豆山神社)の近くだなぁ」と思い、「そういえば来年のNHK大河ドラマは執権・北条氏の話だったっけ」と連想が飛んだ。たぶん、鎌倉幕府に興味のない方々にとって、このつながりはあまりピンとこないかもしれない。だいたいにおいて鎌倉時代というのは謎が多すぎるのだ。
「学問の神」として知られる菅原道真公が「冤罪の神」として信仰された理由 
「学問の神」として知られる菅原道真公が「冤罪の神」として信仰された理由  学問の神さまといえば、天神さま、つまり菅原道真公ということはよく知られている。ただしこれは江戸時代以降、寺子屋が多く作られていった過程で生まれてきた信仰である。また明治時代以降は、政治の中心が天皇へと移った関係から忠臣として取り上げられることとなったため、一層注目が集まったと思われる。
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