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“マタハラ訴訟”原告が逆転敗訴「マスコミに事実と異なること伝えた」
“マタハラ訴訟”原告が逆転敗訴「マスコミに事実と異なること伝えた」 有名なマタハラ裁判の控訴審で判決が逆転し、注目を浴びている。原告女性(38)は、育児休業取得後に正社員から契約社員になることを迫られ、1年で雇い止めになったことが「マタニティーハラスメント」に当たるとして4年前、勤務先の語学スクール運営会社のジャパンビジネスラボ(JBL)社を訴えていた。一審判決では雇い止めが無効とされ女性が勝訴した。
ジャーナリスト友納尚子「雅子さまに自由などという余裕はない」
ジャーナリスト友納尚子「雅子さまに自由などという余裕はない」 12月9日に56歳の誕生日を迎えられた雅子さま。令和の皇后として5月から始まった即位関連の行事にすべて臨席され、“輝き”を取り戻された。ただ、医師団見解によると、「大きい行事の後、お疲れがしばらく残られることもある」という。雅子さまの今後は……? 長年取材を続けるジャーナリスト、友納尚子氏が寄稿する。
雅子さま56歳に ジャーナリスト特別寄稿「皇后の自覚とご体調」
雅子さま56歳に ジャーナリスト特別寄稿「皇后の自覚とご体調」 12月9日に56歳の誕生日を迎えた皇后雅子さまが宮内庁を通じて感想を公表した。即位関連の行事で多くの国民から祝意を受け、「思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂きました」と振り返り、「嬉しく、またありがたく思いながら過ごしてまいりました」「各地で出会った沢山の笑顔がかけがえのない思い出として心に残り、これからの歩みを進めていく上で、大きな支え」などとつづった。長年にわたり雅子さまの実像に迫ってきた唯一のジャーナリスト、友納尚子氏がその軌跡を寄稿した。
カンニング竹山「ウイグル問題を放っておくのは人間としてダメ」
カンニング竹山「ウイグル問題を放っておくのは人間としてダメ」 カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/今村拓馬) ※写真はイメージです(Getty Images)  中国・新疆ウイグル自治区で当局がウイグル族の住民を「再教育施設」に収容しているとして、国際社会から批判が集まっている。国連では今年10月、日本や米英など23カ国が拘束停止を求める声明を出し、国際調査報道ジャーナリスト連合が11月に、住民への監視や実態を示す当局の内部文書を公開。12月には米下院で、弾圧に関わった中国政府交換らに制裁を科すことを可能にする「ウイグル法案」が可決された。この事態に、お笑い芸人のカンニング竹山さんは「日本は国としてもっと動くべきではないか」と疑問を投げかける。
「不平等に対する復讐」 中村哲医師が人生をアフガニスタンに捧げた理由
「不平等に対する復讐」 中村哲医師が人生をアフガニスタンに捧げた理由 12月4日、ペシャワール会の中村哲医師(73)がアフガニスタンで何者かに銃撃を受け、死亡した。戦争、飢餓、旱魃……。アフガンの人々と共に歩み、取り巻く不平等に立ち向かい続けた。AERA 2019年12月16日号から。 *  *  *  中村哲医師が銃撃され、亡くなった。戦争と、飢餓と、終わらない暴力の連鎖。世界で最も危険な国の一つであるアフガニスタンで、だからこそ、そこに住む人たちを決して見捨てず、人生の大半をささげてきた。最後は本人が否定し続けてきた暴力によって、命を落とした。73歳だった。  20年ほど前、当時大学生だった私は中村医師が帰国中に開く講演会に参加していた。中村医師は高校の大先輩でもある。質疑応答の時間となり、私は手を挙げて質問した。  世界にも日本にも困っている人、苦しんでいる人はたくさんいます。なぜ、アフガニスタンなんでしょうか?  中村医師は講演会や記者への取材対応の際にいつもそうであるように、表情を変えず、淡々とした声色で答えた。 「たまたま、ですね」  そして、一拍おいてこう続けた。 「たまたまそこに行って、そこで困っている人を見た。あとは……まあ、義を見てせざるはなんとやらといいますか……」  会場からは笑いが起きた。中村医師がはぐらかしているように感じた人もいただろう。だが、それは半ば以上本心だった。  福岡で勤務医をしていた中村医師は、1978年、知人に誘われて山岳会のパキスタン遠征に医師として同行した。昆虫採集が趣味で「珍しい蝶(ちょう)がいる」という言葉に惹かれた。訪れた現地で運命を変える光景を目にする。  それは、貧しく十分な医療を受けられない人々の姿だった。持ってきた薬品は山岳隊のためにとっておかねばならなかった。結核で血を吐く青年、失明しかけの老婆、ハンセン病の村人……。日本から医師が来たと聞きつけ、すがる思いで治療を頼みにくる人たちを見捨てざるを得なかった。

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    自民議員関連先に特捜部が家宅捜索報道の謎 渦中の秋元司氏が会見「私は把握していない」
    自民議員関連先に特捜部が家宅捜索報道の謎 渦中の秋元司氏が会見「私は把握していない」 過去に顧問を務めていた東京都内の企業の関係先が、東京地検特捜部から家宅捜索を受けたとの毎日新聞の報道に対し、国土交通省などで副大臣を務めた自民党の秋元司衆院議員(48、東京15区)が9日、東京都永田町の議員事務所で会見を開いた。同社は現在、秋元氏の元秘書が代表を務めているが、家宅捜索が行われたかは「現時点ではわからない」(秋元氏)と話した。元秘書とは9日夕方の時点で連絡が取れていないという。

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