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『1979年の歌謡曲』著者が語る、作詞家・阿久悠とサザンの「ある因縁」とは
『1979年の歌謡曲』著者が語る、作詞家・阿久悠とサザンの「ある因縁」とは 昨年10月に出版された『1979年の歌謡曲』(彩流社)は、1979(昭和54)年に発売された歌謡曲を、発売順で追って批評した一冊。1979年限定の楽曲批評という超ミクロな視点で同書を執筆したのは、会社員の傍ら、音楽評論と野球評論を続けているスージー鈴木さんです。  同書の目次を眺めるだけでも、山口百恵、ピンク・レディー、西城秀樹、ゴダイゴ、オフコース、サザンオールスターズ......など、1979年当時のヒットチャートを彩る豪華な顔触れが目を引きます。 昭和の歌謡史の中で燦然と輝く音楽シーンを生み出した1979年とは、どのような時代だったのか、著者のスージー鈴木さんにお話を伺いました。
その土地を知りたければ、居酒屋に行くのが一番?
その土地を知りたければ、居酒屋に行くのが一番? 「東京の飲み会幹事は、まず出席者名簿と席次を決め、挨拶を誰にするかを考える。名古屋は安い予算で豪華を狙い、タイアップのおつまみ持ち込みを算段する。京都はお茶屋に電話するだけ。大阪は宴会芸の練習を始める。長野は最後に歌う歌を決める。高知はあいつも呼べと人数が増える。福岡は呼んでない出席者がいて、終わってから『あんた誰?』と聞く。沖縄は周りで飲んでいる人を招き入れる」(『日本の居酒屋----その県民性』より)
主人は猫で、あなたは下僕――主従関係が逆転した、猫好き必読の小説がついに文庫化
主人は猫で、あなたは下僕――主従関係が逆転した、猫好き必読の小説がついに文庫化 猫を飼っているあなた。おうちの猫ちゃんの写真を友達に自慢する時に「これ、うちの猫なの」なんて言ったりしていませんか? それは大いなる間違いかもしれません。例えば"あなた"が猫にとっての"あたしの人間"。つまり主人は猫で、あなたは下僕、なんて思われているかも。

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作家・片岡義男さんの小説のタイトルの付け方のセンスに影響を受けた ------アノヒトの読書遍歴:鴻巣友季子さん(後編)
作家・片岡義男さんの小説のタイトルの付け方のセンスに影響を受けた ------アノヒトの読書遍歴:鴻巣友季子さん(後編) 小学生の時から外国文学を手に取っていたという翻訳家の鴻巣友季子さん。これまで最も影響を受けた本は、安部公房さんの長編小説『箱男』なんだとか。とはいえ、やはり外国文学をよく読むそうで、最近ではオーストラリアの作家、ケイト・グレンヴィルさんの小説『闇の河』が印象的だったといいます。今回は、前回に引き続き、鴻巣友季子さんがこれまでに影響を受けた本をご紹介していきます。
外国文学は小学生から読んでいたが、最も影響を受けたのは安部公房の『箱男』 ------アノヒトの読書遍歴:鴻巣友季子さん(前編)
外国文学は小学生から読んでいたが、最も影響を受けたのは安部公房の『箱男』 ------アノヒトの読書遍歴:鴻巣友季子さん(前編) 翻訳家として活動する鴻巣友季子さん。これまでに数々の海外の有名作品を翻訳し、代表的なものにイギリスの小説家エミリー・ブロンテの長編小説『嵐が丘』や、アメリカの小説家マーガレット・ミッチェルの著書『風と共に去りぬ』があります。一方で自らも執筆し、2014年には作家の片岡義男さんとお互いの"翻訳術"を披露し合った『翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり』、2016年には5人の作家と、翻訳の実践を通して対談する『翻訳問答2 創作の泉』を上梓しました。そんな鴻巣友季子さんに日頃の読書生活についてお話を伺いました。

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