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20世紀文学を代表する名作『失われた時を求めて』の誕生秘話とは
20世紀文学を代表する名作『失われた時を求めて』の誕生秘話とは 2017年から流通がはじまるイギリスの新10ポンド紙幣のモデルに決定している、作家ジェーン・オースティン(1775−1817)。日常の出来事を優れた描写で綴り、イギリスの田舎町に住む中流階級の若い女性が結婚に至るまでを描いた『分別と多感』『高慢と偏見』『エマ』『マンスフィールド・パーク』『ノーサンガー・アベイ』『説得』という6つの長編小説を残し、心理写実主義の先駆けとして知られています。    紙幣には彼女の肖像とともに、ウィンチェスター郊外のチョートンという村にある兄エドワードが所有していたコテージで、オースティンが愛用していた12角形の机もデザインに活かされているそう。ちなみに、オースティン記念館として現在も残っているそのコテージのダイニングルームで、この12角形の机は見ることができるそうです。またこのコテージには、とある特徴が。
川端康成の名作『禽獣』は締め切り間際に"やけ気味"で書きなぐられたものだった?
川端康成の名作『禽獣』は締め切り間際に"やけ気味"で書きなぐられたものだった? 作家の営みは、無から有を生み出すという創造であり、いわば生き物を造ることであるというのは、『聖ヨハネ病院にて』などの病妻物でも知られる小説家・上林暁。生き物であるがゆえ、机に向かったところですぐにペンが動きはじめるとは限らない----彼は以下のような言葉を残しています。
「世の中に一体感をつくりたい」 電通の若きコピーライターの思いとは
「世の中に一体感をつくりたい」 電通の若きコピーライターの思いとは 8月に初の書籍『待っていても、はじまらない。―潔く前に進め』を出版された電通の若きコピーライター・阿部広太郎さん。タイトルの通り同書は、「夢や目標に向かって今、一歩を踏み出そうとしている人を後押しする」内容になっているそうです。今回は、著者の阿部さんに「書籍にかけた思い」から「次回作の構想」についてまでお話を聞きました。

この人と一緒に考える

大阪の街中に点在する見応えのある近代建築とは
大阪の街中に点在する見応えのある近代建築とは 大阪城、通天閣、あべのハルカス...観光名所となっている大阪の建物といったとき、どのような建築物を思い浮かべるでしょうか。なかには、大阪は食や芸能は豊かなものの、建築物に関してはあまり印象にないという方も多いかもしれません。しかし実際には、大阪の街中には見応えのある近代建築が点在しています。
"リアリズムの名手"が贈る、認知症の父と過ごした10年間
"リアリズムの名手"が贈る、認知症の父と過ごした10年間 リアリティ溢れる描写力には定評があり、「リアリズムの名手」との呼び声も高い作家・盛田隆二さん。そんな盛田さんが、26年の作家人生において初めて世に送り出したノンフィクションが、『父よ、ロング・グッドバイ 男の介護日誌』(双葉社刊)。タイトルの"ロング・グッドバイ(長いお別れ)"とは、アルツハイマー型認知症を意味する言葉で、症状の進行とともに少しずつ記憶が薄れ、周囲の前からゆっくりと遠ざかっていく様子をさしています。

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    アンガーマネジメントの第一人者が明かす、「嫉妬ブス」から「感情美人」になる方法
    アンガーマネジメントの第一人者が明かす、「嫉妬ブス」から「感情美人」になる方法 TwitterやFacebook 等のSNSで、いつでもどこでも自由に情報を発信できる昨今。タイムライン上に流れて来る、知人や友人のリア充な生活ぶり......例えば、彼氏彼女と海外旅行中の写真や、仲間同士でワイワイ、バーベキューに興じている投稿を目にしてしまうことも多いでしょう。
    ラーメンズ・片桐仁のパパとしての一面をも見られる本『親子でねんど道』
    ラーメンズ・片桐仁のパパとしての一面をも見られる本『親子でねんど道』 スタイリッシュな笑いを繰り広げ、コアな人気を誇るお笑いコンビ「ラーメンズ」。その片割れである片桐仁さんといえば、ラーメンズをあまりよく知らない人でも「パーマ頭の方」「AppleのCMで融通の利かないパソコンの役だった人」といえば、思い出す人もいるのではないでしょうか。

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