
20世紀文学を代表する名作『失われた時を求めて』の誕生秘話とは
2017年から流通がはじまるイギリスの新10ポンド紙幣のモデルに決定している、作家ジェーン・オースティン(1775−1817)。日常の出来事を優れた描写で綴り、イギリスの田舎町に住む中流階級の若い女性が結婚に至るまでを描いた『分別と多感』『高慢と偏見』『エマ』『マンスフィールド・パーク』『ノーサンガー・アベイ』『説得』という6つの長編小説を残し、心理写実主義の先駆けとして知られています。 紙幣には彼女の肖像とともに、ウィンチェスター郊外のチョートンという村にある兄エドワードが所有していたコテージで、オースティンが愛用していた12角形の机もデザインに活かされているそう。ちなみに、オースティン記念館として現在も残っているそのコテージのダイニングルームで、この12角形の机は見ることができるそうです。またこのコテージには、とある特徴が。