AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA Books TRAVEL

BOOKSTAND

死刑制度の是非を議論する前に... 刑務官の苦悩など"死刑の実態"を記したルポ
死刑制度の是非を議論する前に... 刑務官の苦悩など"死刑の実態"を記したルポ 日本には死刑制度があります。主要先進国で死刑制度を続けているのは日本とアメリカ(州によっては廃止されている)のみで、これが国際社会では批判され続けています。死刑制度の是非は国内でもたびたび議論の的になっており、日本は死刑制度を支持する国民が多いとされていますが、肯定派の人の中でも死刑の実態について詳しく知る人はそれほど多くないのが現状です。それには法務省が情報公開に消極的であるという一面が影響しているのではないでしょうか。
人殺しの家族と呼ばれても――。"加害者家族"の試練や葛藤に迫った一冊
人殺しの家族と呼ばれても――。"加害者家族"の試練や葛藤に迫った一冊 殺人などの事件を起こした犯人が成人であった場合、「もう加害者はいい年した大人なのだから、その親が非難されたり責任を問われたりするのはおかしい」というのはよく聞かれる言葉です。しかし実際には、その怒りの矛先が加害者だけでなくその家族にもおよぶことは少なくありません。中には、ネット上で根拠のない誹謗中傷や嫌がらせを受け、辞職や引っ越しに追い込まれたり自ら命を絶ったりする人々もいるほどです。
タモリ、18年ぶりの著書。港区87の名坂・14コースを歩き語り尽くす!
タモリ、18年ぶりの著書。港区87の名坂・14コースを歩き語り尽くす! タレントのタモリさんといえば、お笑いタレントとして長年第一線で活躍するほか、ジャズや船舶、ダム、鉄道、アマチュア無線など多彩な趣味を持つ人物としても知られています。その中でも忘れてはならないのが「坂道」。坂道に関する造詣が非常に深く、「日本坂道学会」の副会長も務めています。
クセ強めな職場体験! 経験・学歴不問の職場で求められた仕事内容とは?
クセ強めな職場体験! 経験・学歴不問の職場で求められた仕事内容とは? 一口に「仕事」と言っても、その実情はさまざまだ。資格やある程度の知識などが必要な仕事がある一方で、経験・学歴が一切不問のものもある。もし今すぐ働ける職場を探しているのなら、今回紹介する書籍『潜入ルポ 経験学歴不問の職場で働いてみた』(鉄人社)をぜひ手に取ってみてほしい。著者の野村竜二氏による潜入記録を通して、世の中に溢れる怪しげな仕事のリアルが見えるだろう。

この人と一緒に考える

テレビ番組でも人気の犯罪心理学者が教える、よりよい親子関係を築く声かけ&子育て法
テレビ番組でも人気の犯罪心理学者が教える、よりよい親子関係を築く声かけ&子育て法 ニュース番組で解説をおこなうほか、『全力!脱力タイムズ』や『ナカイの窓』などのバラエティ番組への出演でも知られる犯罪心理学者の出口保行さん。これまで少年鑑別所や刑務所などで1万人を超える犯罪者・非行少年の心理分析をおこなってきました。その中で、「親がよかれと思って投げかけた言葉が『呪いの言葉』となって子どもの未来を壊してしまう」ケースを数多く目にしてきたといいます。
新宿に潜伏していたと思った犯人が自転車で日本一周!? 脱走犯たちが語る事件の真実
新宿に潜伏していたと思った犯人が自転車で日本一周!? 脱走犯たちが語る事件の真実 「逃走犯」と聞くと、マンガや小説にある劇的な物語をともなった存在としてイメージする人もいるかもしれない。しかし実際には、創作物の中で描かれる「リアリティ」と現実で起こる「リアル」な展開との間には大きなギャップがあるようだ。今回紹介する書籍『逃げるが勝ち 脱走犯たちの告白』(小学館)では、著者の高橋ユキ氏が取材を重ねた逃亡犯たちの実態が詳細に記録されている。世間を騒がせたさまざまな逃亡劇を通して、犯人たちを取り巻く環境や司法制度の「リアル」が見えてきた。

特集special feature

    ヤフー×本屋大賞「ノンフィクション本大賞2022」が決定! 受賞は川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
    ヤフー×本屋大賞「ノンフィクション本大賞2022」が決定! 受賞は川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』 全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選出する「本屋大賞」と、Yahoo!ニュースがタッグを組んだ「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2022年ノンフィクション本大賞」が11月11日、東京・ヤフー株式会社紀尾井町オフィスで発表されました。大賞を受賞したのは、川内有緒氏の『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(集英社インターナショナル)です。
    生物の「死」はプログラムされている? 死ぬ意味・死の恐怖について生物学の見地から考察
    生物の「死」はプログラムされている? 死ぬ意味・死の恐怖について生物学の見地から考察 25mプールにバラバラに分解した腕時計の部品を沈め、かき混ぜていたら自然に腕時計が完成して、しかも動き出す――。これが地球に生命が誕生する確率を表す例えだという。偶然が重なり奇跡的に誕生したのが生命だとすると、その命が潰える「死」にも意味はあるのだろうか?

    カテゴリから探す