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早川智

早川智

(はやかわ・さとし)
日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授

プロフィール

1958年生まれ。日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授。医師。日本大学医学部卒。87年同大学院医学研究科修了。米City of Hope研究所、国立感染症研究所エイズ研究センター客員研究員などを経て、2007年から現職。著書に戦国武将を診る(朝日新聞出版)など

早川智の記事一覧

医学教育を受けても「性欲」と「結核」を結びつけ…26歳で早世した英国詩人の末路
医学教育を受けても「性欲」と「結核」を結びつけ…26歳で早世した英国詩人の末路 『戦国武将を診る』などの著書をもつ産婦人科医で日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授の早川智医師は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。今回は、シェークスピアにつぐ詩人ともいわれるジョン・キーツを「診断」する。
ハレー彗星で「自分の死」を予言した天才作家の最期 「病は宇宙から」の迷信とは?
ハレー彗星で「自分の死」を予言した天才作家の最期 「病は宇宙から」の迷信とは? 『戦国武将を診る』などの著書をもつ産婦人科医で日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授の早川智医師は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。今回は作家・マーク・トウェインを「診断」する。
100年前に医師「後藤新平」が築いた感染症防疫の礎 台湾から今も尊敬される彼の信念
100年前に医師「後藤新平」が築いた感染症防疫の礎 台湾から今も尊敬される彼の信念 『戦国武将を診る』などの著書をもつ産婦人科医で日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授の早川智医師は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。今回は関東大震災からの復興で大きな役割を果たした、政治家でもあり医師でもある後藤新平を「診断」する。
ペスト休校を「創造的休暇」と呼んだニュートン 実の顔は“鬼の平蔵”だった?
ペスト休校を「創造的休暇」と呼んだニュートン 実の顔は“鬼の平蔵”だった? 『戦国武将を診る』などの著書をもつ産婦人科医で日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授の早川智医師は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。今回はアイザック・ニュートンを「診断」する。
新型コロナでも最重要となる170年前の気づき 悲劇の医師「手洗いの父」の末路
新型コロナでも最重要となる170年前の気づき 悲劇の医師「手洗いの父」の末路 『戦国武将を診る』などの著書をもつ産婦人科医で日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授の早川智医師は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。今回は産科医であり「手洗いの父」ゼンメルワイスを「診断」する。
古代ギリシア「アテナイ」没落にみる流行病とデマ、私利私欲…現代の医師が解説
古代ギリシア「アテナイ」没落にみる流行病とデマ、私利私欲…現代の医師が解説 筆者の愛読する古典のひとつに、トゥキディデス(紀元前460年頃-紀元前395年)の『戦史』がある。もっともギリシア語は大学生時代、アリストテレス全集を翻訳された島崎三郎先生という大家に師事しながら3カ月で挫折し、希英対訳ローブの英語ページと岩波文庫の日本語訳版で読んだだけである。しかし、翻訳でも、国際間の緊張と駆け引き、国益よりも国民の受けを狙ったタカ派のポピュリスト政治家や、やたらに威勢の良い軍人、勝利のためには政治体制の異なる大国ペルシアから海軍を導入するスパルタ王など、人間と政争の本質は今もほとんど変わっていない。実際、欧米では、政治家や軍人を志す若者にヘロドトス『歴史』と並んで、トゥキディデスは必読の書なのだそうである。
感染拡大する新型コロナ 医師が語る「コウモリがヒトにウイルスを感染させる理由」
感染拡大する新型コロナ 医師が語る「コウモリがヒトにウイルスを感染させる理由」 新型コロナウイルスの流行拡大が止まらない。そんな中、無責任にSNSで煽るような人々もいて、WHOはインフォデミック(情報の流行)という言葉でこれを批判している。だが、実際の臨床やウイルス学を知らない“自称”専門家も、その一翼を担っている(PCRの感度を上げていけば潜伏感染もわかるなど)。
とんでもないほど女性にモテた脱獄犯「カサノヴァ」と梅毒 医師が考える治癒の謎
とんでもないほど女性にモテた脱獄犯「カサノヴァ」と梅毒 医師が考える治癒の謎 昨今、有名な外国人経営者の密出国で世間がやかましい。フランス革命時には多くの王党派貴族や王族が革命政権を恐れて他の諸国に逃げ、先の世界大戦でもナチスドイツに降伏したヴィシー政府を嫌って英国や米国に亡命した政治家や軍人、経済人も少なくないことから、ご本人には犯罪意識はないのかもしれない。このコラムで取り上げられそうな脱獄犯を探したが、英国首相として第二次大戦を戦った有名なウィンストン・チャーチル卿は若い時に従軍記者として参加したボーア戦争で捕虜となり、生命からがら脱出しているがこれは少し違うような気がする。
ヒューマニストで医学知識もあった「明智光秀」の謀反は、非道すぎる信長への反感だった?
ヒューマニストで医学知識もあった「明智光秀」の謀反は、非道すぎる信長への反感だった? 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。今回は2020年の大河ドラマでも話題の明智光秀を「診断」する。
クリスマスは両手いっぱいに!? 「プレゼント」と「二足歩行」の意外な関係
クリスマスは両手いっぱいに!? 「プレゼント」と「二足歩行」の意外な関係 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたかについて、独自の視点で分析する。クリスマス前の今回は少し趣向を変えて「プレゼント」を“診断”する。
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