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今西憲之

今西憲之

ジャーナリスト

プロフィール

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

今西憲之の記事一覧

刑務所の隠語35を廃止の一方で受刑者の「さんづけ」 元刑務官作家「被害者はどう感じる?」
刑務所の隠語35を廃止の一方で受刑者の「さんづけ」 元刑務官作家「被害者はどう感じる?」 甘シャリ、づけ盛り、物相(もっそう)――。どういう意味かおわかりになろうか? これらは刑務所などで使われてきた俗語、隠語だ。小泉龍司法相は2月22日の記者会見で「刑事施設における組織風土の改革」として、刑務所などで刑務官らが使っている刑務所用語を廃止すると発表した。2025年6月から、受刑者の立ち直りに重点を置く「拘禁刑」が導入されるため、一般社会で使わないような言葉はなくすのが狙いだ。
“安楽死”に執着する医師が作った「マニュアル」 狙い目は在宅医療 高齢者を「枯らす」技術
“安楽死”に執着する医師が作った「マニュアル」 狙い目は在宅医療 高齢者を「枯らす」技術 2011年3月に知人の元医師の父(当時77)を殺害し、19年11月には、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者(当時51)から依頼を受けて殺害したとして、殺人や嘱託殺人などの罪に問われた医師、大久保愉一(よしかず)被告(45)の裁判員裁判の判決公判が3月5日、京都地裁であり、懲役18年(求刑懲役23年)が言い渡された。
トイレに「2億円」は妥当? 大阪万博は「どんな仕事をしてもたたかれる」とつぶやく施工業者
トイレに「2億円」は妥当? 大阪万博は「どんな仕事をしてもたたかれる」とつぶやく施工業者 大阪・関西万博の「2億円トイレ」が話題になっている。「高すぎる」という意見と、規模を考えれば「妥当だ」という声も。このトイレについては他でも話題になっている。吉村洋文・大阪府知事は3月4日、自身のX(旧ツイッター)で、さまざまな「デマが流されている」として、「くみ取り式ではないか」との指摘について「水洗だ」と否定している。建設費増やパビリオン建設の遅れなどの問題が出てくる万博だが、今回はトイレだ。
名古屋市教委への金品“上納システム”に河村たかし市長「“教育とカネ”の問題。犯罪の可能性も」
名古屋市教委への金品“上納システム”に河村たかし市長「“教育とカネ”の問題。犯罪の可能性も」 名古屋市立の小中学校の校長、教頭、教務主任の人事に際し、毎年「校長会」など数十の任意団体が、推薦名簿とともに1団体につき数千~6万円の金品を同市教育委員会の教職員課に提供していたことがわかり、市などが調査を進めている。教育現場の「幹部」のポジションをカネで買っているとも取られかねない事態に、同市の河村たかし市長は取材に、「“教育とカネ”の問題。徹底的に調べる」と怒りをあらわにして話した。
ロマンス詐欺で300万円失った40代の女性「頼りにした弁護士からも100万円取られ」
ロマンス詐欺で300万円失った40代の女性「頼りにした弁護士からも100万円取られ」 SNSなどを通じて知り合った女性に恋愛関係を抱かせ、金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」の被害金回収をPRし、広告会社に弁護士の名義を貸して被害者の対応をさせていた疑いがあるとして、大阪地検特捜部が27日に弁護士法違反(非弁提携)の疑いで「G&C債権回収法律事務所」(大阪市北区)を家宅捜索した。事務所の代表を務める川口正輝(まさき)弁護士(38)に話を聴くなどして調べを進めている。
小渕優子氏を裏金調査の聞き取り役にした岸田首相の思惑 「次の首相」狙う茂木氏への牽制か
小渕優子氏を裏金調査の聞き取り役にした岸田首相の思惑 「次の首相」狙う茂木氏への牽制か 自民党の一連の裏金作りをめぐる調査の結果が公表された。党所属の国会議員全員を対象としたアンケートと、衆院議員の池田佳隆被告ら3人の議員が立件された安倍派、収支報告書への巨額の不記載があった二階派や岸田派の議員らに対する党幹部による聞き取りだ。岸田文雄首相は調査前、「実態把握に努める」と気を吐いていたが、明らかになったのは、政治資金収支報告書に不記載のあった国会議員らの氏名と金額のみで、組織的な裏金づくりの実態はわからない。そして、聞き取り調査の報告書でも、裏金の使い道についての詳細は明らかになっていない。聞き取りを受けた議員からは、そもそも人選から問題があった、との指摘がある。調査の様子を振り返った。
西村、萩生田、世耕3氏は早くも“派閥”づくりの囲い込み競争 「もう数に入れたから」と誘われ
西村、萩生田、世耕3氏は早くも“派閥”づくりの囲い込み競争 「もう数に入れたから」と誘われ 裏金事件で揺れる自民党。3人の現職国会議員を含む10人が起訴・略式起訴されたが、その“代償”が自民党政治の根幹ともいえる派閥の解消だった。しかし、安倍派幹部のなかには、派閥解消後の“派閥”結成に向けた動きがすでに出ているようだ。少なくとも「5人衆」のうち、西村康稔・前経済産業相、萩生田光一・前党政調会長、世耕弘成・前党参院幹事長の3人からは、議員の囲い込みともとれる発言が聞こえてくる。AERAdot.が入手したある集会での音声記録からも、そうした傾向が読み取れる。
「次の首相」狙う茂木氏の頼みは麻生派 “敵”は森元首相が推す小渕氏、または派内の閣僚経験者か
「次の首相」狙う茂木氏の頼みは麻生派 “敵”は森元首相が推す小渕氏、または派内の閣僚経験者か 安倍派の裏金事件を機に岸田文雄首相の岸田派も解散するなど派閥の解散が進む自民党だが、瀬戸際で方向性が定まりにくいのが茂木敏充幹事長が会長を務める茂木派(平成研究会)だ。派閥が茂木氏の力の源になっていただけに、簡単には解散できない事情がある。一方で、これを機にと派閥から離脱する議員もいる。自民党内の“政局”に大きく影響してくるだけに、それぞれの思惑が絡み、動きが活発化している。

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