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今西憲之

今西憲之

ジャーナリスト

プロフィール

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

今西憲之の記事一覧

石川県の維新支部長「県民割」で政治資金パーティー 全国旅行支援も利用で「考えが甘かった」
石川県の維新支部長「県民割」で政治資金パーティー 全国旅行支援も利用で「考えが甘かった」 能登半島地震の影響を受けた観光業への支援策「北陸応援割」が3月中旬から始まった。思い起こすのは、コロナ禍で国が支援した「全国旅行支援」や「県民割」だが、これを政治資金パーティーに使っていた石川県の維新関係者がいたことが明らかになった。
また維新が…元公設秘書らが党国会議員を“告発” 「陰でパワハラに泣いているスタッフばかり」
また維新が…元公設秘書らが党国会議員を“告発” 「陰でパワハラに泣いているスタッフばかり」 自民党の裏金問題で議員への処分について連日大きく報じられているが、問題の多さでは維新も負けてはいない。AERAdot.は2月に維新の地方議員の横領事件などについて記事を配信したが、他にも国会議員のパワハラ疑惑やコロナ禍での「県民割」を利用した政治資金パーティーなどが明らかになった。直近では、日本維新の会共同代表で大阪府知事の吉村洋文氏が、大阪・関西万博に批判的なコメンテーターを“出禁”にするとした発言も物議を醸している。とかく、問題が多い。(「県民割」で政治資金パーティーは後編で)
裏金議員が駆け込む先は小池百合子都知事? 自民党大量処分の混乱に乗じて「小池劇場」再来の予感
裏金議員が駆け込む先は小池百合子都知事? 自民党大量処分の混乱に乗じて「小池劇場」再来の予感 政治資金パーティーをめぐる裏金問題で、自民党は4月4日、党紀委員会を開き、安倍派と二階派の国会議員ら総勢39人について処分を決定した。処分の軽重について議論はあるが、自民党が混乱する中で、存在感を増しているのが東京都の小池百合子知事だ。
小林製薬「紅麹」健康被害で大阪・関西万博の協賛にも暗雲 「持ち帰って議論したい」
小林製薬「紅麹」健康被害で大阪・関西万博の協賛にも暗雲 「持ち帰って議論したい」 「紅麹(こうじ)コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患などの健康被害が相次いでいる問題で、小林製薬(大阪市)は3月29日に大阪市内で小林章浩社長が初めて記者会見を開き、謝罪した。被害が拡大するなか、厚生労働省などは30、31の両日、同社の工場を立ち入り調査したが、原因の特定には至っておらず、解明には時間を要する可能性がある。来年4月開催を控える大阪・関西万博には同社も協賛企業として名を連ねているが、盛り上げるような状況にあるのだろうか。
二階氏は「ばかやろう」不出馬発言で処分逃れ、厳重処分が濃厚の安倍派幹部4人の気になる今後
二階氏は「ばかやろう」不出馬発言で処分逃れ、厳重処分が濃厚の安倍派幹部4人の気になる今後 自民党の二階俊博元幹事長(85)が3月25日に記者会見を開き、次の総選挙には出馬しないことを発表した。二階派の政治資金パーティーにまつわる裏金事件については語らず、質問した記者には「ばかやろう」と吐き捨てる場面も。党幹事長を歴代最長の5年2カ月務めた重鎮の“出処進退”発言がたったの10分程度。すべてをのみ込んでの幕引き引退か。さまざまな臆測が飛び交っている。
岸田首相に湧き上がる「全敗となれば即辞任」の声 補選秘策は小池百合子のウルトラCで大丈夫?
岸田首相に湧き上がる「全敗となれば即辞任」の声 補選秘策は小池百合子のウルトラCで大丈夫? 4月28日に投開票が予定されている衆議院の補欠選挙。細田博之前衆院議長の死去に伴う島根1区、安倍派裏金事件で議員辞職した谷川弥一前衆院議員(略式命令が確定)の長崎3区、公職選挙法違反の罪で起訴され有罪判決を受けた柿沢未途前法務副大臣の辞職に伴う東京15区の3選挙区で行われる。3敗だけは避けたい岸田文雄首相が、何か秘策があるのだろうか。
自民“過激ダンスショー”がまだまだ炎上しそうな理由 岸田文雄首相にとって「鬼門」の和歌山
自民“過激ダンスショー”がまだまだ炎上しそうな理由 岸田文雄首相にとって「鬼門」の和歌山 昨年11月18日に和歌山市内であった自民党青年局近畿ブロックの議員らによる懇親会での“余興”は、支持率回復に苦心している岸田文雄首相にとって大きな痛手だ。こうしてみると、岸田首相と和歌山との相性はあまりよくないようだ。選挙応援で訪れた際には、爆弾を投げつけられたうえに候補者は負け。一連の裏金問題をめぐっては、県選出の2人の“大物”議員も絡んでいた。3月13日の国会では野党に追及され、防戦一方。そして、和歌山での過激ダンスショーの問題はまだ炎上する可能性があるという。何が隠されているのか。
刑務所の隠語35を廃止の一方で受刑者の「さんづけ」 元刑務官作家「被害者はどう感じる?」
刑務所の隠語35を廃止の一方で受刑者の「さんづけ」 元刑務官作家「被害者はどう感じる?」 甘シャリ、づけ盛り、物相(もっそう)――。どういう意味かおわかりになろうか? これらは刑務所などで使われてきた俗語、隠語だ。小泉龍司法相は2月22日の記者会見で「刑事施設における組織風土の改革」として、刑務所などで刑務官らが使っている刑務所用語を廃止すると発表した。2025年6月から、受刑者の立ち直りに重点を置く「拘禁刑」が導入されるため、一般社会で使わないような言葉はなくすのが狙いだ。
“安楽死”に執着する医師が作った「マニュアル」 狙い目は在宅医療 高齢者を「枯らす」技術
“安楽死”に執着する医師が作った「マニュアル」 狙い目は在宅医療 高齢者を「枯らす」技術 2011年3月に知人の元医師の父(当時77)を殺害し、19年11月には、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者(当時51)から依頼を受けて殺害したとして、殺人や嘱託殺人などの罪に問われた医師、大久保愉一(よしかず)被告(45)の裁判員裁判の判決公判が3月5日、京都地裁であり、懲役18年(求刑懲役23年)が言い渡された。

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