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「現代の肖像」に関する記事一覧

デジタルアートでリハビリを楽しく 株式会社デジリハ代表取締役/CEO NPO法人Ubdobe代表理事・岡勇樹
デジタルアートでリハビリを楽しく 株式会社デジリハ代表取締役/CEO NPO法人Ubdobe代表理事・岡勇樹 株式会社デジリハ代表取締役/CEO・NPO法人Ubdobe代表理事、岡勇樹。障がいのある子どものリハビリでは、痛みで泣いてしまう子もいる。それでもリハビリをさせる必要がある。楽しくリハビリできたらいいのに。重度の障がいのある子を持つ親の願いから、「デジリハ」は生まれた。リハビリだけでなく、親が死んだあとも子どもを支えるツールにしたい。持ち前の行動力で突き進む。
「外国人ばかり優遇」批判には理屈で説明 群馬県大泉町の町長・村山俊明が選挙権を持たない外国籍住民のために奔走する理由
「外国人ばかり優遇」批判には理屈で説明 群馬県大泉町の町長・村山俊明が選挙権を持たない外国籍住民のために奔走する理由 在日外国人への悪質なヘイトが後を絶たない中、AERA 2024年2月5日号に掲載した群馬県大泉町の村山俊明町長の「現代の肖像」がいま、SNS上で再び注目されている。大泉町は人口の2割、5人にひとりが外国籍で、51カ国の人が暮らす。そんな町を「俺の町」と呼び、票にならない人のために走り回る町長がいる。一筋縄ではいかない多文化共生と地場産業の活性。賛否両論ありながらも、自らの信念で刺激的な政策を進めている。(AERA掲載当時、オンラインでは記事の一部のみ配信しましたが、今回特別に全文を公開します)
鳥が仲間同士で「会話」している声を聴くのが楽しい 東京大学准教授・動物言語学者・鈴木俊貴
鳥が仲間同士で「会話」している声を聴くのが楽しい 東京大学准教授・動物言語学者・鈴木俊貴 東京大学准教授・動物言語学者、鈴木俊貴。シジュウカラに「言葉」があることを発見。それだけでなく、鈴木俊貴が発表した論文は、世界でも注目されている。とにかく幼いころから生き物が好きだった。野山に入っては昆虫を探し、やがて鳥に興味を持つようになった。まだまだわからないことがたくさんある。鳥の研究が何より楽しい。鳥の声を聴き、好奇心のまま羽ばたく。
自分の人生は自分でつかみ取る プロデューサー・俳優・MEGUMI
自分の人生は自分でつかみ取る プロデューサー・俳優・MEGUMI メディアでMEGUMIを見ない日はない。ある日は俳優として、ある日は美容家として、ある日はプロデューサーとして。5月にはフランス・カンヌで「JAPAN NIGHT」を開催した。映画制作など、海外での仕事も増えている。常に自分が何をしたいか、どうなりたいかを考え、そこに向けての努力は惜しまない。前へ前へと、自分の手で道を切り開く。
講談師として、これからも『はだしのゲン』を語り続ける 講談師・神田香織
講談師として、これからも『はだしのゲン』を語り続ける 講談師・神田香織 講談師、神田香織。女優としての実績を捨て飛びこんだ講談の世界で出会った「はだしのゲン」。女性の社会派講談師として異端視されながら、メディアでは脚光を浴び、反戦、反核などをテーマに新作講談を創作し語り続けて来た。講談師として、統合失調症の子を持つ母として、語ることを止めない。
【追悼・長嶋茂雄】「決断は8月でした」生前に本人が明かした2001年巨人軍監督退任の舞台裏 「バトンを次の世代に」
【追悼・長嶋茂雄】「決断は8月でした」生前に本人が明かした2001年巨人軍監督退任の舞台裏 「バトンを次の世代に」 プロ野球の読売ジャイアンツ(巨人)終身名誉監督の長嶋茂雄さんが(89)が亡くなった。王貞治さんと共に「ON」時代を築き、9年連続日本一の原動力になるなど「ミスタープロ野球」として広く親しまれた長嶋さん。元朝日新聞編集委員の故・西村欣也さんによる「現代の肖像」(AERA 2001年12月31日-2002年1月7日号掲載)全文を期間限定で掲載する(記事中の年齢・肩書などは当時)。
起業率1位の大学に 日本はもっと面白くなる iU(情報経営イノベーション専門職大学)学長 中村伊知哉
起業率1位の大学に 日本はもっと面白くなる iU(情報経営イノベーション専門職大学)学長 中村伊知哉 iU(情報経営イノベーション専門職大学)学長、中村伊知哉。和服にウクレレを持ち、iUの学長として中村伊知哉は学生に式辞を送る。2020年、イノベーションを起こす人材を育てるために、中村が構想メンバーの中心となってiUは開学した。日本のカルチャーの素晴らしさに誰よりも可能性を感じている。「好きにしよし」で、枠にはまらず日本をもっと面白くする。

この人と一緒に考える

面白い会社を追求し続ける革命児 ビジネスジェットの価格破壊へ マイクロジェット会長・西久保慎一
面白い会社を追求し続ける革命児 ビジネスジェットの価格破壊へ マイクロジェット会長・西久保慎一 マイクロジェット会長、西久保慎一。はるかに強力なライバルに対して、まるでドン・キホーテのように徒手空拳で挑んだあの男が、失意の後、再び空の世界に帰ってきた。次に狙うのは、大金持ちや企業相手のビジネスジェットの世界。そこに明朗会計を武器に価格破壊をもたらそうとしている。
「ファストフード」のお笑いで勝負する お笑い芸人(NON STYLE)・石田明
「ファストフード」のお笑いで勝負する お笑い芸人(NON STYLE)・石田明 2008年、石田明はコンビを組むNON STYLEでM-1を獲った。だが、芸人の間では評価が低かった。石田も、自分たちがとがった笑いではないと分かっている。どう万人に、分かりやすく笑ってもらえるか、なのだ。今、その磨かれてきた分析力が「鋭い」と話題だ。低くかがんだからこそ、大きく跳ねるときが来ている。
「1株1円で会社を売却」からフジ・メディア・ホールディングスの大株主へ レオス・キャピタルワークス代表取締役社長・藤野英人
「1株1円で会社を売却」からフジ・メディア・ホールディングスの大株主へ レオス・キャピタルワークス代表取締役社長・藤野英人 レオス・キャピタルワークス代表取締役社長、藤野英人。2月にフジ・メディア・ホールディングスの大株主となり、大きな注目を集めているレオス・キャピタルワークス。その創業者であり社長が藤野英人だ。藤野は数字よりも、社会をどうしたいかをずっと追ってきた。リーマンショックでは、1株1円で会社を売却。そこから再び立ち上がり、プロセスを大事に、うるおいのある世界を目指す。
「着物嫌いの子ども」が「着物の持つ物語を伝える職人」に 銀座もとじ店主・泉二啓太
「着物嫌いの子ども」が「着物の持つ物語を伝える職人」に 銀座もとじ店主・泉二啓太 銀座もとじ店主、泉二啓太。東京・銀座に店を構える呉服屋「銀座もとじ」。父が創業したその店を、息子である2代目の泉二啓太が切り盛りする。糸を紡ぐことから、布を染めたり織ったりと、多くの職人の手を介し、着物が出来上がる。それを何より伝えたいと考える。かつては着物が嫌いだった自分が、今はその魅力にはまる。伝える職人になるために、日々研鑽を積む。
俳優・高石あかりの原点 「売られたケンカは買う」「けっこうちゃんとしていた子」の両面性
俳優・高石あかりの原点 「売られたケンカは買う」「けっこうちゃんとしていた子」の両面性 俳優、高石あかり。まさに旬の俳優だ。25年秋の連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK)でヒロインに選ばれた高石あかりの活躍が目覚ましい。「ベイビーわるきゅーれ」のコミカルな殺し屋役で一躍人気となり、4月11日に公開される「ゴーストキラー」で初単独主演。とにかく「演技がうまい」とみなが口をそろえるが、高石も演じることが好きでたまらない。高石の足跡をたどった。
小田切ヒロ「くすみや影がいっぱいある人こそたくさん光り輝く」 メイクと人生の共通点とは
小田切ヒロ「くすみや影がいっぱいある人こそたくさん光り輝く」 メイクと人生の共通点とは ヘア&メイクアップアーティスト・小田切ヒロ。メイクと人生はつながっている。小田切ヒロのメイク動画にハマると、その言葉の意味がよくわかる。自身の経験に基づいた技術と語りはロジカルだ。一方、取材時に子ども時代を話してくれたとき、何度も涙声になった。マイナスの感情はぜんぶ原動力にしますから、と言う。自分の力で生き抜いてきた人の言葉は強い。

特集special feature

    里親になって苦しんだ母の姿が原点に 里親支援の仕組みを作ったNPO法人キーアセット代表・渡邊守
    里親になって苦しんだ母の姿が原点に 里親支援の仕組みを作ったNPO法人キーアセット代表・渡邊守 NPO法人キーアセット代表、渡邊守。親元で暮らせない子どもを里親とつなぎ、里親の研修や支援活動をしているキーアセット。渡邊守が代表をつとめる。渡邊の母は里親として命を削るように子どもを育てた。渡邊自身もまた、里親になった。実感したのは、里親の孤独だった。孤立する里親を支援し、もっと里親を増やしたいと、持てる力を尽くす。
    50代になった「百獣の王」武井壮が演技にこだわるのはなぜか 語った「亡き兄」への思い
    50代になった「百獣の王」武井壮が演技にこだわるのはなぜか 語った「亡き兄」への思い 「百獣の王」・俳優、武井壮。「百獣の王」として芸能界に乗り込んだのは、39歳と遅咲きだった。芸人らが深夜に集うバーに通い詰め、お笑いの話術を学んで磨き上げた芸が爆発的にウケた。陸上の十種競技で日本王者の経歴を持つアスリートでもある。テレビの人気者は50代に入り、世界に羽ばたく俳優の道を歩み始めている。演技へのこだわりを、源流からたどる。
    作家・小川糸はなぜ「再生の物語」を描き続けるのか
    作家・小川糸はなぜ「再生の物語」を描き続けるのか 作家、小川糸。食べることは、生きること──。深い眼差しで「生」を見つめる小川糸が辿り着いたのは、標高1600メートルの森。自身を苦しめてきた母を看取り、20年以上連れ添った夫と別れ、一時は作品を書けないほどのスランプにも陥った。見つけた安住の地で、森に癒やされながら、小川もまた再生の道を歩み始めた。命の愛しさを物語に昇華させる。
    「ボタンフラワーで人と人、国と国をつなぎたい」 アーティスト SHUN SUDO
    「ボタンフラワーで人と人、国と国をつなぎたい」 アーティスト SHUN SUDO アーティスト、SHUN SUDO。37歳のときNYで個展を開き、アーティストとしてデビュー。SHUN SUDOの描く世界は高く評価されている。中でも、花とボタンを組み合わせた鮮やかな色合いの「ボタンフラワー」は多くの人を魅了する。世界は時に怒りや悲しみに満ちる。ボタンフラワーの存在が人と人、国と国とをつないでいけたらと願いを込める。
    突きつけられた「謎」を変えていくために「知る」を届けたい 認定NPO法人D-SHiPS32理事長・上原大祐
    突きつけられた「謎」を変えていくために「知る」を届けたい 認定NPO法人D-SHiPS32理事長・上原大祐 認定NPO法人D-SHiPS32船団長(理事長)、上原大祐。二分脊椎で生まれつき歩けない上原大祐は、いつ会っても見事な車いす捌きで颯爽と動き回り、車いすだというのを忘れてしまう。小さいころから、やりたいことがたくさんあった。母はそれに対して「できない」と言わず、上原はやりたいことは全てやってきた。だが世間は「障害者」というだけで、「できない」を突き付ける。もっと自分たちのことを知ってほしいと、上原は日本中を動き回る。
    NHK大河「光る君へ」題字の書家・根本知 30歳までバイト生活「暑い盛りのごみ収集はつらかった」
    NHK大河「光る君へ」題字の書家・根本知 30歳までバイト生活「暑い盛りのごみ収集はつらかった」 書家、根本知。NHK大河ドラマ「光る君へ」の題字を覚えている人も多いだろう。題字に加え、俳優たちへ書道指導をしたのが根本知だった。根本は、「仮名」を小筆で流れるように書く仮名書家。書道と言えば大きな筆で書く印象も強く、仮名書道は認知度がまだ低い。30歳で“本流”からはずれた。そこから得た知見で、書家としての深みが増した。日本の伝統文化に愚直に向き合う。
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