「下山進」に関する記事一覧
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下山進
【下山進=2050年のメディア第34回】紙からWEB、リアルへ 女性誌は活動の場を移しつつある
「MORE」が、1980年と1981年に行った女性の性に対する調査「モア・リポート」は大反響を呼んだ。 もともと、「MORE」が創刊された1977年ごろ、米国で行われて大きな反響を呼んでいた『ハイト・
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第33回】女性誌が輝いていた時代。1977年の『MORE』。『JJ』読者だった彼女は
今は昔。 1977年の風薫る5月、東京・茗荷谷にあるお茶の水女子大学のキャンパス。2年生の日高麻子は生協の書店に急いでいた。 男女比3対1の鹿児島県の鶴丸高校出身の麻子は、入学の前年に光文社から創刊
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第32回】いかにして我、ジェンダー中立になりしか。「OL留学症候群」の時代
東工大准教授でジェンダー問題が専門の治部れんげさんが、かつて私の単行本を評して「この人の筆遣いはジェンダー中立だ。ある人物が男性なのかなと思って読み進めていると、女性だったりする」との趣旨のことを書
週刊朝日
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【下山進=2050年のメディア第31回】変わらないために変わる。大分合同新聞の挑戦
大分合同新聞社の社長長野景一は、2016年に42歳の若さで社長になってから、めったに笑わなくなった。同社は長野家のオーナー企業だ。「副社長時代には、あんなに笑顔でいたのに、なんでそんな怖い顔になった
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第30回】猪瀬直樹と沢木耕太郎 半世紀を経て石原慎太郎の像は結ぶ
サンデー毎日にこのコラムを連載していた時代に、猪瀬直樹と沢木耕太郎について書いている。なぜ、半世紀近く売れ続けるノンフィクションを両人が書けたのか、『深夜特急』と『昭和16年夏の敗戦』を例にとりなが
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第29回】たったひとつの引用の間違いで著書を台無しに
著者遠方より来る。また楽しからずや。 コロナが全世界的にあけて、この3年間、メールでのやりとりだけだったかつての私の著者たちが、日本に来るようになった。 日本では2015年4月に出た『帳簿の世界史』
週刊朝日
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この人と一緒に考える
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下山進
【下山進=2050年のメディア第28回】若者と新聞社をつなぐ。採用活動から生まれた新潟日報「鮭プロジェクト」
新聞社はどこも売上減とともに志望者減に苦しんでいる。 新潟の地方紙、新潟日報も2002年には518名のエントリー数をほこったが、以後、年々減り続け、2019年にはついに100人を切り84人の志望者し
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第26回】日本の新聞記者必見『その名を暴け』オフレコはこう使え!
公開最初の週末だというのに、シネコンの大きな箱に、観客は12人ほどだったか。 ニューヨーク・タイムズは、2017年から2018年にかけて有料デジタル版の契約者数を150万から300万へと倍に増やして
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第25回】新薬「レカネマブ」承認の朝に届いたある女性科学者の訃報
1月7日の土曜日の朝、パソコンを開くと、良い報せと悲しい報せが同時に入っていた。 良いニュースは、米国FDA(食品医薬品局)が、アルツハイマー病の進行に直接働きかける初めての疾患修飾薬としてエーザイ
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第24回】当事者の手記では到達しえない高みに 『コード・ブレーカー』
ウォルター・アイザックソンの新刊『コード・ブレーカー』(文藝春秋刊 野中香方子・西村美佐子訳)を感慨深く読んだ。この本、原題をThe Code Breaker:Jennifer Doudna, Ge
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第23回】『ラーゲリより愛を込めて』原作秘話。なぜ妻は消されたのか?
映画『ラーゲリより愛を込めて』は観客動員数でまずまずの滑り出しのようだ。「事実に基づく物語」というテロップが出て始まるこの映画は、戦後12年もたって家族に届いたある「遺書」に関する驚くべき実話がもと
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第22回】失敗した治験にこそ次のヒントがある アルツハイマー病治療薬
11月29日から12月2日まで米国サンフランシスコで行われたアルツハイマー病の治験の国際的な学会Clinical Trials on Alzheimer’s Disease(CTAD)に
週刊朝日
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この話題を考える
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下山進
【下山進=2050年のメディア第21回】世界一の広告代理店 創業者の風俗店通い FT紙のスキャンダリズム
フィナンシャル・タイムズ(FT)の名物企画に、「Lunch with the FT(FTと昼食を)」がある。FTのジャーナリストが、ビジネスや文化、科学などの分野の著名人と昼食をとりながら、インタビ
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第20回】国益で物事を見ない フィナンシャル・タイムズの流儀
フィナンシャル・タイムズ(FT)紙のブリュッセル支局は、FT紙の中で、ワシントン支局と並ぶ大きな規模の支局だ。 といっても、支局の人数は七人ほど。この七人が、国際機関の集まるこの都市で、精力的に取材
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第19回】大学生が熱狂する ドラマ『silent』 テレビでは見ない
上智大学の学生たちが、興奮して話しているので、そのドラマの存在を知った。『silent(サイレント)』。 フジテレビ系列で、木曜10時からのドラマなのだが、上智の学生たちは、このドラマをテレビで見て
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第18回】孫正義が唱えた人間を超えるAIは可能か? 示唆を与える二冊の本
前号で紹介した著者エージェントのジョン・ブロックマンが運営していたEdgeというサイトは、賢人たちをひとつの部屋にいれて、ある命題を議論させる、それがインターネット上だとたやすくできる、というアイデ
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第17回】ノーベル賞を受賞する著者を輩出するエージェントの秘密
「またしても下山さんが探してこられた著者が受賞!」 翻訳家の櫻井祐子さんの10月3日午後6時53分のツイートがたまたま目に飛び込んできて、自分が2014年に権利を取得した『ネアンデルタール人は私たちと
週刊朝日
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下山進
【下山進=2050年のメディア第16回】手塚治虫は現代のシェイクスピアか? 『PLUTO』誕生秘話
手塚治虫が亡くなって33年、長男の手塚眞は、父親が亡くなった歳、60歳を超えた。 現在手塚プロダクションの取締役でもある眞は、手塚の作品はシェイクスピアのようなものになればいい、と考えている。シェイ
週刊朝日
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