足かけ17年、ペットビジネスの闇を追い続けた理由 無責任な「かわいい」が生み出す“大量生産・消費”される動物たちの凄惨な運命を暴く
多くの著名人がメディアで動物愛護を説き、悪質ペットショップは糾弾され、保護猫や保護犬を迎える人が増えた。ペットを取り巻く環境は大きく変わりつつあるが、「かわいい」の裏側にある動物たちの悲惨な運命を、我々はまだ知らないのではないだろうか。朝日新聞記者・太田匡彦氏が、『猫を救うのは誰か ペットビジネスの「奴隷」たち』で17年にわたる取材で得た知識や経験を綴った。なぜ太田氏がペットビジネスの取材を始めることになったのか、その理由と深く熱い思いを、「まえがき」と「あとがき」の一部を抜粋・再編して公開する。
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10/9