――現在、どのような活動をされているのか教えてください。
「GOOD・JOB女子硬式野球部」という企業チームに所属しています。もちろん、選手としてプレーを続けています。2019年の秋に、女子プロ野球リーグを離れてからは、1年ほど、チームには所属していなかったのですが、「人数が足りないから助っ人として試合に出てくれないか」と声をかけてもらったことがきっかけで、今年の1月から加入させてもらっています。企業チームなので、他のメンバーは「株式会社GOOD・JOB」の社員ですが、私はそうではなく、芸能活動と並行して活動させてもらっています。
――昨年の4月から横浜DeNAベイスターズのスクールコーチに就任しています。これは、現在も続けているんでしょうか?
週3日程度ですが、続けさせてもらっています。対象は小学1~6年生。理解しやすいように伝えるのが難しいんです。子どもなので、たまに危険な行動をする時もありますし(笑)。今年でコーチは2年目になりますが、子どもは1年経つとものすごい背が伸びたりするのも驚きます。そういう成長に感動したりもしています。
――加藤さんはYouTubeでも活動されています。
「加藤の優チューブS」というチャンネルで2週間に1回程度ですが配信しています。野球とは関係なく、自分の特技であるギターや歌を披露しています。最近ではアイナ・ジ・エンドさんの「彼と私の本棚」、Awesome City Club の「勿忘」などを歌いました。企画や編集、撮影など、全部一人でやっています。YouTubeって、ほんと大変ですね(笑)。もう少し自分のスケジュールに余裕ができたら、更新頻度をもっとあげたいと考えています。
――現在、企業チームでプレーされていますが、やはりプロとは気持ちの入り方などは異なりますか?
やはり野球を仕事にしているか、そうでないかというのは、かなり大きな差だと思います。目標設定もプロでいた時のほうができていたと思います。でも、だからといって、決して遊びでやっているわけではありません。企業チームも応援してくれるスポンサーの方がたくさんいますし、所属している選手として責任を持って行動し、プレーしなければいけないのは当然です。