教師による「性暴力」はなぜ繰り返されるのか 朝日新聞記者が目の当たりにした“被害者たたき”の実態

性暴力

2022/04/25 16:00

教師の性暴力に苦しむ子どもたちがいる――。学校側がかたくなに事実を認めないために、必要な保護を受けられないばかりか、「被害者にも落ち度があった」と言われるなどの二次被害に苦しめられる理不尽な現実がある。事件と向き合おうとしない学校、周囲からの誹謗(ひぼう)中傷、弁護士からの揺さぶり……。子どもを傷つけられた親もまた社会から追い詰められ、声を上げることを諦めてしまう。なぜ、そんな異常な状態が放置されているのか。苦悩しながらも声を上げ続けた被害者家族の記録をまとめた『黙殺される教師の「性暴力」』(朝日新聞出版)を著した、朝日新聞の南彰記者が寄稿した。

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