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女子が男子より稼げるスポーツに…とどまる気配のない「女子ゴルフ人気」

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国内ツアーで活躍する原英莉花 (c)朝日新聞社

国内ツアーで活躍する原英莉花 (c)朝日新聞社

 国内ゴルフの男女ツアーは、コロナ禍ではあるが、多くの試合が中止となった昨年を引き継ぐ形で2020-21シーズンとし、順調に消化している。

 今年の女子ツアーは、3月のダイキンオーキッドレディスを皮切りにほけんの窓口レディースまで11試合を開催。今年だけで4勝している稲見萌寧や同2勝の小祝さくら、ツアー初優勝を公式戦のワールドレディスチャンピオンシップを果たした西村優菜など、相変わらずフレッシュなヒロインたちが活躍しているかと思えば、ベテランの域に入りつつある上田桃子も優勝するなど、相変わらず活況を呈している。他にも昨年メジャー2連勝を果たした原英莉花ら、注目選手は多い。

 一方の男子ツアーは、4月の東建ホームメイトカップからここまで5試合を実施。金谷拓実、星野陸也、片岡尚之と20代の選手がそのうちの4試合で勝利(うち星野が2勝)するなど、こちらも若手の活躍が目立つ。とはいえ、男子プロといえば、やはり今年は松山英樹のアジア人初のマスターズ優勝が圧倒的な輝きを放っており、松山の快挙と女子ツアー人気に押されている状況だろう。

 各ツアーの人気のバロメーターは、それぞれの試合数と賞金総額でおおよそ察することができる。ツアーは、基本的に企業や団体がスポンサーをする価値があると思えば、その企業や団体が冠スポンサーとなり試合を開催できるし、人気もあればその分、賞金も高くなる。逆も然りで、企業などがPRの場として価値がないと感じれば、そこには試合は発生しない。

 21年前の2000年、女子ツアーは32試合が開催されていたが、その合計賞金額は約19億円程度だった。各トーナメントを眺めてみると賞金総額は5,000万円や6,000万円が主流で、最高は米女子ツアーと共催のミズノクラシック。一方の男子ツアーは、試合数は33試合と女子のそれと1試合しか変わらなかったが、合計賞金額は35億円を超え、各大会の賞金総額も1億円前後がずらり。男子ツアーはバブル期に45試合程度を開催しており、その当時と比べれば試合数は減っていたものの「男高女低」に変わりはなかった。


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