ポーランド代表のレバンドフスキに憧れる191センチ、84キロの大型ストライカー。ユース所属時の2017年からJ3を舞台にしたFC東京U-23で出場を重ね、トップ昇格2年目の2019年にはリーグ戦31試合で19得点を挙げてJ3の得点王に輝いた。例えJ3でも「得点」を奪うことで成長するのがFWだ。U-23チームのJ3参加がなくなった今季は、昨季の自信を胸に、是非ともトップチームでチャンスを掴みたいところ。ユース時代のチームメイトだった久保建英の相棒として、大きく成長することを期待したい。

 久保建英のように、早い段階から海外でのプレーを選択する日本人プレイヤーは増え続けているものの、国内のJリーグにも大きな可能性を感じさせる選手は多い。今回は触れられなかった選手の中にも、今後飛躍を遂げる可能性を秘めている逸材もいるだろう。新型コロナウイルスの影響でテレビ観戦などが増えるJリーグで、日本の未来を担うような選手を発掘するのも面白い。