「僕なりの全力のフィギュアスケート人生を送れたかな――」。フィギュアスケートの宇野昌磨(26)は、14日の引退会見でそう語った。五輪に2大会連続出場し、平昌で銀、北京で銅メダル。世界選手権では日本男子初となる連覇を果たし、昨シーズンの全日本選手権では6度目の優勝。日本スケート連盟が4月末に発表した、最もランクの高い「特別強化選手」に選出されたばかり。まさにトップ選手の引退発表だったが、会見中は終始、清々しい表情で、発言からは「やり切った感」も感じられた。
宇野昌磨の引退に影響を与えた5人のライバルたちとNHK杯の厳しすぎる「疑問の判定」
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