21年前の広末涼子の早稲田入学の大騒動は何だったのか?

2020/03/19 11:30

早大に初登校した広末涼子を取り囲む報道陣(1999年) (C)朝日新聞社
早大に初登校した広末涼子を取り囲む報道陣(1999年) (C)朝日新聞社
広末合格を祝う立て看板も登場した (C)朝日新聞社
広末合格を祝う立て看板も登場した (C)朝日新聞社

 今年の大学受験もひと区切り、という時期となったが、21年前、男子受験生の気持ちを浮わつかせたのが広末涼子だ。98年11月、早稲田大学教育学部国語国文科に自己推薦入試で合格。これは大ニュースとなり、早大志願者を激増させた。

【写真】やっぱり衝撃的な可愛さ!デビューして間もない頃の広末涼子 

 なにせ、当時の広末といえば、押しも押されもせぬトップアイドル。94年にポケベル(NTTドコモ)のCMでブレイクして以来「ロングバケーション」(96年)「ビーチボーイズ」(97年)といった人気ドラマに立て続けに出演していた。また、歌手として「MajiでKoiする5秒前」(97年)をヒットさせ「紅白」にも出場。「日本一忙しい女子高生」と呼ばれるなかでの名門私大合格である。

 イメージキャラクターに起用しているさくら銀行は「まさに桜、咲くですね」と祝福。早大OBの小渕恵三首相も「大変喜ばしい」とコメントした。当時の早大総長も、のちにこう振り返っている。

「彼女みたいなアイドルがよく大学で勉強しようという気になったと思って、いよいよ第2の吉永小百合ができると喜んだんだけどね」

 芸能活動をしながら早大を卒業した、先輩女優の姿を重ねていたわけだ。

 が、この発言の語尾が示すように、総長の期待は肩透かしに終わってしまう。広末の合格が出来レースだと報じられたうえ、入学後も本人がなかなか登校しなかったからだ。

■入学をめぐる疑惑の数々

 まず、出来レース云々については、合格前から「学生が反発『早大内定』情報」(週刊新潮)「模試データ流出!?『ホントの偏差値』」(週刊現代)といった記事が飛び出し、合格後には「噂の真相」が「不正入試疑惑」を書きたてた。

 そこには、広末の通う高校の理事長が教育学部の学部長と懇意だったことや、その学部長が発表の数ヶ月前から彼女の合格を口にしていたこと、広末の家庭教師だった彼女の従兄の東大生も同時期に「早稲田に決まった」と漏らしていたことが記され、学力そのものにも疑問が投げかけられていた。

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