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“美しすぎる野球選手”の切り口も「限界あり」 女子プロ野球に未来はあるのか?

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“美しすぎる野球選手”として注目を浴びた加藤優 (c)朝日新聞社

“美しすぎる野球選手”として注目を浴びた加藤優 (c)朝日新聞社

 女子プロ野球が大きな岐路に立たされている。昨年11月、日本女子プロ野球機構の所属選手の約半数が退団するという激震が走った。

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「選手の雇用形態を変更することになった。次の10年を歩む上で大きな変革をしなければいけない問題に直面している」

 日本女子プロ野球機構の彦惣高広代表理事が説明した通り、現状のリーグ運営形態では存続が厳しくなったうえでの苦渋の決断でもあった。

 日本女子プロ野球リーグは健康食品などを扱う『わかさ生活』を株主に09年に設立された。初年度の10年は2チームでスタートし、現在は4チーム(うち育成1チーム)で行われていたが、観客動員の不振など経営難が続いていた。

「メインスポンサーの『わかさ生活』は本当によくやってくれています。女子野球関係者すべてが感じている。このご時世に1社でリーグの面倒を見るというのは並大抵の負担ではない。いろいろ言う人がいますが、感謝している人の方が多い」

 オリックスなどで名外野手として活躍し、現在は女子硬式野球チーム『ハナマウイ』の助監督を務める解説者・本西厚博氏は語る。

 リーグを運営している『わかさ生活』は選手を社員として雇用し、さまざまな営業努力を続けてきた。最近では賛否両論あるものの、ルックスが良い選手がコスプレなどをして、露出する機会も増えていた。イベントなど選手とファンの接する機会も多く、プチアイドル状態の選手も誕生。“美しすぎる野球選手”という言葉まで生まれたほどだ。ただ……。

「やれることすべてをやろう、という気持ちはわかります。だからこそ選手の中でルックスが良い選手を全面に押し出して、選手個人にファンがつくようにもした。でも、それは付け焼き刃。女子野球選手はアスリートであって芸能人ではない」

 本西氏の娘は秋元康プロデュース『劇団4ドル50セント』で活躍する本西彩希帆。身内に芸能界で勝負する人間がいるだけにその言葉にも説得力がある。


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