この模様は最終回のあとに配信された「エピローグ~バチェラーが明かす本当の結末~」で明らかになったのだが、このあまりにクソすぎる結末が配信されるや否や、視聴者から非難殺到。SNSが大炎上するのもやむなしと思えるほどの結末なのだが、話はこれだけではない。

「バチェラー・ジャパン」に関してはロケ中、参加者のスマホを取り上げたり、親以外には番組に参加することを他言してはならないなど、配信前に情報が流出しないように厳重に参加者を管理することでも知られている。しかし、それだけ厳重に管理しているにもかかわらず、最終回の配信前に岩間さんが自身のSNSでバチェラーが住んでいる神戸の街に自分がいる写真をアップしたり、バチェラーと岩間さんとの海外旅行が視聴者に撮られてしまい、画像を拡散されたりと、とにかく脇の甘すぎるSNS流出事件が続発。

 まだ最終回の前ということもあり、SNSを見た視聴者は誰もが「やはり最後に岩間さんを選んだんだ!」となるのは当然だろう。脇の甘いカップルによるネタバレかと思いきや、「実は最終回で岩間さんを選んでなかった」というまさかの裏切りが明らかになり、怒りの火に油を注ぐ結果となった。SNSでは熱心なバチェラーファンを中心に今も大炎上中で、なんとか鎮火させようと制作サイドはエピローグを前倒しで配信したというが、むしろ炎上をあおる結果になってしまったようだ。

■アメリカでも視聴者が「裏切り」に怒り

「エピローグ」配信後、MCの指原莉乃は自身のツイッターで「シーズン4はよ」とだけつぶやき、今回のシーズン3に納得がいかない思いを露わにした。

「最後に選ばれたのに結局、振られた形となった水田さんをはじめ、参加女性たちは涙をのんでバチェラーのもとを去っていったわけです。それなのに、ルールを守らないどころか、番組の企画自体を無視して交際を始めるとは、『バチェラー・ジャパン』に対する冒とくですよね。壮大なスケールのデートロケや、何誌もの雑誌をジャックしたりCMを打ちまくったりと、総製作費も相当なもの。それを全部ひっくり返しかけたわけですから、3代目バチェラーは鋼の心臓だと思います。しかし、実は本国の『The Bachelor』のシーズン22でもほぼ同様の事件があり、最後に選んだ女性にプロポーズまでしたのにすぐ心変わりをし、『2番目の子が好きだ』と言って大騒動に。看板広告を買って『今すぐ消えろ』とバチェラーに対する怒りをあらわにした視聴者が出たり、プロポーズを返上された女性の地元州にバチェラーが入ることを禁ずる法案を通そうとする動きにまで発展しました」(前出の編集者)

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“真実の愛”は見つかるのか?