“消化試合”で浮かび上がる「クビになる選手」と「生き残る選手」の大きな違い (3/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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“消化試合”で浮かび上がる「クビになる選手」と「生き残る選手」の大きな違い

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西尾典文dot.
常に高い意識をもって試合に臨んでいたヤクルト時代の古田敦也 (c)朝日新聞社

常に高い意識をもって試合に臨んでいたヤクルト時代の古田敦也 (c)朝日新聞社

――キャッチャーの立場からご覧になって、ピッチャーについてはどうですか?

八重樫:軸になるボールを持っていることはまず重要ですね。あとは、石川はもっとシュートを磨かないと勝ち星を貯金できないってずっと言ってきたんですけど、彼の場合はオフやキャンプでいつも新しいボールを投げようするんですよ。そうやって球種を少しずつ増やしたり変えたり模索をしていくことも生き残れる方法かもしれませんね。

――選手に長くプレーするためのアドバイスとしてまとめるとするとこれくらいですかね。

八重樫:そうですね。さっきも言いましたけど走ることは大事だと思います。速く走らなくてもゆっくり走ることで体のバランスが良くなって、調子を取り戻すこともあります。あとは故障ですね。いいものを持っていても故障で長くできなかった選手もいっぱいいましたから。ベテランになってからこそ故障に気をつけることが大事だと思います。

(文・西尾典文)

●プロフィール
西尾典文
1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。


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