元巨人の大投手にとってはプロの原点、“翔んでる”埼玉が誇る野球の聖地 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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元巨人の大投手にとってはプロの原点、“翔んでる”埼玉が誇る野球の聖地

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山岡則夫dot.
県営大宮公園野球場 (c)朝日新聞社

県営大宮公園野球場 (c)朝日新聞社

 世間をゆるく騒がせている埼玉県。

 そんな埼玉のスポーツは、どの種目も盛んであり、目を見張るものがある。野球では所沢に埼玉西武が本拠地を構える。サッカーではJ1浦和がアジア制覇の経験を持つ他、プロではJ2大宮、そして高校サッカー界の古豪も多い。加えて陸上、レスリングなど、多くの競技で名選手を輩出している。

 またアクセス面の良さから、日本を代表する競技場も多い。埼玉スタジアム2002、さいたまスーパーアリーナ、熊谷ラグビー場……。その中でも異彩を放つのが県営大宮公園野球場(大宮球場)である。 

ーー周囲の環境から印象が薄い大宮球場。 

 大宮球場は、桜の時期には花見客で賑う大宮公園内に立地する。プロ野球公式戦開催もされ、埼玉の球児にとっては「聖地」とも言える場所……。だが全国的には知名度が低く、いたって地味な地方球場の印象が強い。

 理由として、まずは立地条件が挙げられる。公園内には無料の小動物園があり、球場すぐ脇にはゴーカートなど、古くからの児童遊園地。そこにいながらにしてタイムスリップできるような空間だ。

 そして外野後方にあるNack5スタジアム大宮の存在も大きい。古くは大宮サッカー場と呼ばれた日本サッカー界の聖地。79年ワールドユース開催時、アルゼンチンの英雄、ディエゴ・マラドーナが国際大会デビューした地としても有名。世界的人気のサッカー漫画「キャプテン翼」では、キックしたシュートが壁にめり込むというシーンが描かれた。

 昭和の場末感すら漂わせる場所にあり、世界的に著名なスタジアムに隣接する大宮球場。どうしても印象が薄くなるのは致し方ない部分もある。 

ーー関東出身選手にも印象が薄い大宮球場。 

 選手サイドからすると、どうだろう。関東地方出身者なら使用した経験もあるのではなかろうか。

「まったくイメージがない。同じ埼玉県内でも、東京の自宅から近い、所沢航空記念公園野球場の方でやった記憶しかない」


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