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感動をありがとう! 平成の日本人を“胸熱”にしたアスリート【男性編】

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平成のスポーツ界を大いに盛り上げた辰吉丈一郎 (c)朝日新聞社

平成のスポーツ界を大いに盛り上げた辰吉丈一郎 (c)朝日新聞社

■羽生結弦(フィギュアスケート)

 フィギュアスケートを日本の人気スポーツの地位に押し上げたのは、間違いなく羽生結弦だろう。2014年(平成26年)のソチ五輪で男子シングルスの金メダルを獲得し、一気にスターダムにのし上がると、その後も幾度となく世界記録を更新する素晴らしいパフォーマンスを披露。そして、迎えた2018年(平成30年)の平昌五輪では、右足首のケガで出場自体が危ぶまれる中、圧巻の演技で2連覇を達成した。金メダルを確定させたフリーの演技が終わった瞬間、大歓声の中でやり切った表情の羽生と、「くまのプーさん」のぬいぐるみが雨のように投げ込まれる様子は、印象的だった。

 その氷上での美しい演技、そして中性的なビジュアルは特に女性からの人気が高い。しかし、その一方で大きな期待を背負い、ケガなどの逆境に負けず、常に期待以上の結果を残す姿は男らしく、羽生がきっかけでフィギュアを観戦するようになったという男性も多いのではないだろうか。試合前、試合後のインタビューでも印象深い発言を残す点なども、羽生の魅力の一つとなっている。


■錦織圭(テニス)

 日本人のグランドスラム制覇を初めて感じさせる選手となったのが錦織圭だ。それまでは、松岡修造の世界ランキング46位が日本人男子の最上位だったが、21歳だった2011年(平成23年)に早くも並ぶと、2015年(平成27年)には、過去最高となる4位にまで上昇。トップ3にあと一歩と迫った。グランドスラムでも4つすべての大会でベスト8以上を記録。2014年(平26年)の全米オープンでは決勝まで勝ち進み、マリン・チリッチ(クロアチア)に敗れたものの、日本人では到達できないと思われていた四大大会制覇の夢を見させてくれた。

 その他では、2016年(平成28年)のリオ五輪では日本代表として、男子シングルスの銅メダルを獲得。テニスの競技では日本人として96年ぶりにメダルを手にした。若くしてアメリカに渡り、世界の強豪たちと戦う姿は、多くの人に感動を与えた。また、米経済誌「フォーブス」が発表するアスリート長者番付の常連となり、米大手スポーツ専門局「ESPN」のウェブサイトが発表する「世界で最も有名なアスリート100人」の 2019年版では28位にランクイン。ワールドワイドなレベルで名声を手にした数少ない日本人アスリートの一人となった。



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