森保ジャパンを成長させる、香川真司の“接着力” (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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森保ジャパンを成長させる、香川真司の“接着力”

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河治良幸dot.
香川真司は森保ジャパンで輝けるか (c)朝日新聞社

香川真司は森保ジャパンで輝けるか (c)朝日新聞社

 森保一監督が率いる日本代表は26日に神戸でボリビア代表と対戦する。22日のコロンビア戦は0-1で敗れており、親善試合とはいえホームで勝って今回のシリーズを締めくくりたいところだ。

 スタメンはコロンビア戦から大幅に入れ替わることが予想される。注目はトップ下の香川真司だ。コロンビア戦では後半20分から出場した。ちょうど森保監督に呼ばれて交代の準備をしているときにPKで失点してしまい、1点を追う状況で投入された。

 1トップだった鈴木武蔵との交代だったが、南野拓実が1トップに上がり、香川がその下に入る形となった。なるべく高いポジションを取りながら、流れに応じて下がり目でボールを受けた香川の象徴的なプレーが後半27分。右サイドハーフに乾貴士、ボランチに小林祐希が投入されてから最初のプレーだった。

 自陣で日本ボールになると、乾が中央から斜め右にボールを持ち出す間に、南野が縦に走ってコロンビアのディフェンスラインを下げる。手前の香川は前に行かず、あえてステイすることで前方にプレースペースを得る。乾からパスを受けると、ボランチのウィルマル・バリオスに寄せられる前に、左スペースを走る中島翔哉にミドルパスを展開した。

 ここからが香川の真骨頂だった。中島がボールを受けて縦に持ち運ぶ間に、左サイドバックの佐々木翔が外から追い越す。中島はインサイドにドリブルしてディフェンスを自分に引きつけた。コロンビアは戻りながらの守備で、4バックのうち3人が日本から見て右ワイドに流れた南野、先ほどパスを出してから前に進んでいた乾に引っ張られ、右サイドバックと距離が開いていた。

 その最終ラインのスペースをボランチのバリオスが急きょ埋めたのだが、そこが香川の狙い目だった。右サイドバックのエリベルトン・パラシオスはボールを持つ中島と外を追い越す佐々木に意識を向けていたが、さらに中島がカットインしたことで、インサイドのスペースを埋めていたバリオスも中島に引きつけられた。



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