【ドラフト2018】ソフトバンク、露呈した「後継者問題」…獲得すべき選手は? (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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【ドラフト2018】ソフトバンク、露呈した「後継者問題」…獲得すべき選手は?

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氏原英明dot.

大阪桐蔭・藤原恭大 (c)朝日新聞社

大阪桐蔭・藤原恭大 (c)朝日新聞社

 2018年のプロ野球新人選択会議(ドラフト)は今月25日に開催される。今年は大阪桐蔭の根尾昂や藤原恭大、金足農の吉田輝星といった甲子園をわかせた高校球児に注目が集まっているが、必要な補強ポイントから各球団のドラフト戦略を冷静に探ってみる。今回取り上げるのは今季パ・リーグで連覇を逃して2位に終わった福岡ソフトバンクホークスだ。

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 開幕からけが人が続出した割には終わってみればリーグ2位。改めてソフトバンクの選手層の厚さを見せつけたシーズンになった。

 とはいえ、今季の出遅れで露呈されたのは「後継者問題」だ。

 内川聖一や松田宣浩らベテラン選手の後釜候補探しはかつてから懸案事項になっているが、5年後、7年後を考えたときに、2人に加えて今宮健太や柳田悠岐、中村晃に続く素材が上林誠知以外、見えてこない将来に不安がある。さらには、古沢勝吾や黒瀬健太との支配下契約を打ち切った現状、未来は明るくない。

 ことしのドラフトでは、そうした状況を鑑みて、大物の野手指名に踏み切る必要性がありそうだ。

 候補となるのは大阪桐蔭のスラッガー、藤原恭大だ。柳田に憧れに持つ藤原は将来的にトリプルスリーを狙える素材だ。俊足巧打者でパワーもある。足で魅せる守備力、スローイングも安定していて、上林と並んで将来のソフトバンクを引っ張ってくれるはずだ

 ただ、昨年のドラフトで清宮幸太郎(日本ハム)や安田尚憲(ロッテ)を狙いながら、くじを外して苦虫をかんだばかりだ。思い切って藤原で行くのか、切り替えていくのか、戦略も大事になる。

 かといって、ライバルチームたちにみすみす藤原ら好素材を持っていかれるのも苦々しい話で、できれば実力ナンバーワン選手はやはり指名しておきたいところだ。

 次なる候補もスラッガータイプを狙いたい。高校通算75本塁打の山下航汰(健大高崎)もトリプルスリーを狙える素材だ。左からの豪快なスイングと、“機動破壊”を売りものにした健大高崎で学んだ走塁力もあり、走攻守でチームに貢献できるだろう。三塁手では飛距離高校生トップと評判の林晃汰(智弁和歌山)も指名リストに入っているはずだ。



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