「狭き門」の2019年度大学入試で、狙い目の学部はココだ! (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「狭き門」の2019年度大学入試で、狙い目の学部はココだ!

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笠木恵司dot.
入学しやすくて将来性が高い学部はどこ?(※写真はイメージ)

入学しやすくて将来性が高い学部はどこ?(※写真はイメージ)

 難化が続くと予想される2019年度大学入試。そんななかでも、競争率が比較的低く、合格しやすい学部はあるのだろうか。AERAムック「就職力で選ぶ大学2019」では、長年大学入試の分析を行ってきた「受験のプロ」に、「狙い目」の学部と、受験生の心構えを聞いた。

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 就職環境の好転に伴って、数年前から、文系の人気が高く理系が低い、いわゆる「文高理低」が完全に定着してきた。センター試験の出題範囲が広くなって理系の科目負担が重くなったことも原因とされる。私立大学では社会、経済・経営・商の志願者数が増加しており、人文科学の人気も高い。駿台教育研究所進学情報事業部部長の石原賢一さんは「私大だけでなく、国公立大も同じ傾向です」と話す。

「経済・経営・商の人気は好景気を反映しているように見えますが、実は理系に一番近い文系であることも背景にあります。数学は入試に必須ではなくても、専門分野を学ぶうえでは欠かせません。つまり、数学が得意なので高校で文系理系どちらにしようかと悩んだ層が進みやすい系統。就職を考える保護者の後押しもあるのでしょう。また、国際関係系も底堅い人気があります。17年度の入試で難化した反動で18年度は志願者は微増でしたが、難易度は高止まりしています」(石原さん、以下同)

 理系では、保健衛生系に次ぎ工学系も志願者を増やしている。

「工学系が伸びている理由は二つあります。一つは情報。ICT(情報通信技術)、IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)など、最先端の人気分野がいろいろあります。もう一つが土木建築系。都市部のインフラを再構築する社会情勢を受け、活気があります。東京五輪に伴う大規模開発だけでなく、首都高速や東名高速道路の修復なども急務になっており、人材ニーズも高いはずです」

 逆にここ数年、志願者が減少しているのは、文系では法学系だ。かつては人気だったが、今は弁護士など法曹界の状況が芳しくなく、公務員が不祥事でバッシングを受けていることも印象を悪くしているようだ。


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