AKB48世界選抜総選挙の開票イベントが16日、ナゴヤドームで開催された。10回目となる今回の総選挙はSKE48の拠点でもあり、松井珠理奈(SKE48)が初女王に輝いた。
【写真】寝る時は帽子がマスト。でも、「朝起きたら帽子取れてる」と矢方さん


【後編】矢方美紀さんインタビュー 【動画大公開】インタビューの様子はこちら

総選挙で国民的アイドルらが年に一度の戦いを見せる中、乳がんと闘う女性がいる。元SKE48でチームSのリーダーを務めた矢方美紀さん(25)。在籍時は選抜総選挙でも2度ランクインを果たすなど、グループをけん引してきた。
矢方さんに異変が起きたのは昨年末のこと。SKE48を卒業し、夢である声優に向かって歩き始めた矢先だった。
4月にステージ2bの乳がんを明かし、左乳房全摘出とリンパ節切除を公表。今は抗がん剤治療が始まり、一年後には左胸の再建手術も予定している。
最近では松井珠理奈が矢方さんと食事に行ったことを明かし、「昔と変わらない明るくて笑顔のみきてぃに、私のほうがパワーをもらいました」とコメントするなどSKE48時代の仲間との交流も続く。
AERA dot.では矢方さんを独占インタビュー。矢方さんが初めて乳がんを意識したのは小林麻央さんがきっかけだったという。前向きに乳がんと向き合う姿を見せる一方で、当初2bと言われていた乳がんのステージが病理検査の結果、3aに進行していたことを明かした。
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――最初、胸に違和感を持たれたきっかけは?
テレビを見ていたら、乳がんのことを取り上げた番組でセルフチェックコーナーがあったんです。それまでは病院でマンモグラフィとかをしなきゃいけないと思っていたけれど、自分でできるならやってみようと思ってしてみました。そうしたら、左胸に硬いしこりがあって、「これはなんだろう?」って。
――自宅で一人のときに?
一人で部屋にいるときでした。生理前にも胸が張ったりするから、それなのかなと思っていました。お母さんにも「張ってるなと思うんだけど」って言ったら、まさか私が25歳で乳がんに当てはまるとも思っていないから、「大丈夫でしょ」って感じだったんです。でも、知り合いの40代くらいの女性に相談したら、「病院で調べたほうが良いか悪いか分かるし、行ってみたら」って言われて。詳しい検査を重ねたら乳がんだってことが分かりました。年が明けて2週間くらい経っていたかな。それから、「あぁ、自分は乳がんなんだな」って。
――結果が出るまで、自分で調べたりとかもしましたか?
最初はしていましたね。「しこり 乳がん」みたいな感じで探して、「しこりがある人は病院に行ったほうが良い」とは書いてあるけれど、自分にできていたものがどの程度のしこりなのか、乳がんの対象のしこりがどういうものなのか分からなかった。触っても痛くもないし、赤く腫れたりもしていない。知り合いの方が言ってくれなかったら、今も「なんだろう?」って思いながら過ごしていたと思います。
――しこり以外に違和感はなかったんですか?
私の場合はなくて、ぽこってビー玉くらいのしこりで、明らかに皮膚から丸く出ていました。