元SKE48・矢方美紀「小林麻央さんの報道、他人事じゃない」乳がん闘病記【後編】 (1/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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元SKE48・矢方美紀「小林麻央さんの報道、他人事じゃない」乳がん闘病記【後編】

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福井しほdot.
 4月にステージ2bの乳がんを明かし、左乳房全摘出とリンパ節切除を公表した、アイドルグループSKE48の元メンバー・矢方美紀さん(25)。SKE48時代はチームSのリーダーを務め、選抜総選挙でも2度ランクインを果たした。

 “みきてぃ”の愛称で親しまれ、矢方さんの周りは常に笑顔でいっぱい。昨年2月にグループを卒業し、新たな目標に向かって歩き始めた矢先の告知に一時は毎日一人で泣いていたという。しかし、もう前向きだ。今は抗がん剤治療が始まり、一年後には左胸の再建手術も予定している。最近では松井珠理奈(SKE48)が矢方さんと食事に行ったことを明かし、「昔と変わらない明るくて笑顔のみきてぃに、私のほうがパワーをもらいました」とコメントするなどSKE48時代の仲間との交流も続く.


 6月某日、AERA dot.では矢方さんを独占インタビュー。前編では同じく若年性乳がんを発症した小林麻央さんがきっかけで乳がんを意識し始めたことを明かした。

「一度もお会いしたことはないけれど、毎日テレビで見ていた方だったので亡くなられたと知ったときはすごくショックでした。私は20代だけど、他人事じゃないなって」

 後編となる今回は同じ乳がん患者との交流やSKE48時代の先輩・宮澤佐江さんとの再会、公表後にかけられる「頑張れ」の言葉への思いを語ってもらった。
レギュラー出演するラジオ収録 / Shiho Fukui / Asahi Pub

レギュラー出演するラジオ収録 / Shiho Fukui / Asahi Pub


【写真】寝る時は帽子がマスト。でも、「朝起きたら帽子取れてる」と矢方さん

* * *
――左のリンパ節を切除されて、今も違和感はありますか。

 今は最初より動くので問題ないです。ただ、今後また再建手術もあるので、それがどうなるんだろうっていう思いもあります。また傷を切って、人工物を入れて作るので。

――人工物を入れる方法と自家組織を使う方法があると思うのですが、今は人工物にしようと考えているんですね。

 今はそうですね。最初は人工物を入れるということにも抵抗があったんですけど、お話を聞いていると、この数年で保険も適用されるようになったみたいで。全摘して、シリコンパックを入れて再建される方もたくさんいるって聞きました。お金の負担とかも考えて、人工物でも安心してできるのかなって。

 それと、自家組織の場合は脂肪を取るんですけど、診ていただいたときにあんまり脂肪がないのでもってこれないかもしれないってなって。それに治療の過程で脂肪が縮んでしまう可能性もあるみたいで、「もっと胸がなくなっちゃうな」って。後は人工物のほうが切らないので、早く退院できるなと。

――今の病院はどうやって決めたんですか。

 最初はセカンドオピニオンっていうんですか、「色んな先生に聞いて治療したほうが良いよ」って言われたんですけど、何人かに言われてそこから選択するのも迷ってしまうかなと思ったのと、主治医の先生が合っているので、ずっとその先生にお願いしています。タイミングもあったと思うけれど、良いお医者さんに出会えて良かったなって思っています。

――最初に信頼できる先生に出会えたんですね。

 なかなかないですよね。最初に診ていただいた乳腺外科の先生からの紹介です。他の方のお話を聞くと、最初の病院では治らないって言われたけど、別の病院で治るって言われた人や、他のがんも検査で見つかって治療して生きていますっていう方もいて、人それぞれなんだって学びました。私の場合は最初から自分に合う先生だったので、めぐり逢いなのかなって思います。



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