――なぜこのようなことを起こしてしまったのかについて、ご本人がどのように説明されたのか、(少年隊の)東山(紀之)さんは、番組の中で自分は何度かお酒のことを注意したことがあったという発言をされていましたけれども、皆さんは具体的にお酒のことで山口さんに注意をされたようなことはあったのでしょうか?

城島:まあ現場でちょっと酒の匂いがするなとか、二日酔いで調子悪そうだなということは確かにありました。その点につきましては円滑にロケが進まないような部分もございましたので、それでもやはり彼は46歳の大人で、長い付き合いですけども、いちいち言うよりは、ちゃんとしろという自戒の念もこめて、敢えて言わない時も私はありました。

 そしてやっぱりそれでも、「それどうなっているんだ」と注意したこともございました。仕事が終わったあとは、私に「今日はごめんな、申し訳ない」というふうに必ずそういうことはありました。そこらへんでもっと深く、強くメンバーそれぞれ言い合って、もっともっとぶつかり合って注意してあげればよかったのになという悔やむ思いもあります。

松岡:彼が言っていたのは、「何度も何度も同じ事をしてしまった。昔から今までそれで迷惑かけてきたこともいっぱいある。それでもやってしまった」と自分で言っていました。そういうことを言われちゃうと、「じゃあまた次やるな」ということに僕らはなるので、それを含めてじゃあ、どうすればそういうふうに思わない方向に持っていけるのかというのは正直、本当に情けない話ですけど、僕らだけではちょっとわからなくてですね、各方面のプロフェッショナルな方に聞いて正直、僕らは依存症だと思いました。山口がアルコール依存症なんだと思ってましたが、いろんな病院に診断書を求めても、「アルコール依存症」というのは出てないんです。

 だから本人もあの会見でそう言ったと思うんですけど、現に一昨日の30日の時点でいただいた診察の紙には「依存症」とは書かれていない。そうやって書いて下さってほうがなんとか僕らも納得できるんですけど、どこが原因なのかとか、もちろん彼もわからないんですけど、そこを探っていかなきゃいけないなと思ってます。

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