柿木、根尾ら大阪桐蔭はやはり“ドラフトの宝庫” 松山聖陵・土居は大化けも (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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柿木、根尾ら大阪桐蔭はやはり“ドラフトの宝庫” 松山聖陵・土居は大化けも

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西尾典文dot.
大阪桐蔭の柿木投手 (c)朝日新聞社

大阪桐蔭の柿木投手 (c)朝日新聞社

 サウスポーでは増居翔太(彦根東)が代表格。3回戦で花巻東に延長10回で敗れたが、9回までノーヒットと見事なピッチングを見せた。小柄だが球持ちの良さは抜群で、打者はストレートに完全に振り遅れていた。彦根東は県内屈指の進学校で、本人も京都大学志望と報道されているが、大学で大活躍すれば再び注目を集める可能性は高い。

 他では沢田龍太(富山商)、川畑大地(乙訓)、川釣聖矢(智弁学園)、扇谷莉(東邦)、細川拓哉(明秀日立)、横川凱(大阪桐蔭)、川原陸(創成館)なども今後の成長次第ではプロを狙える素材と言えるだろう。

 野手では、目玉と見られている藤原恭大、根尾昂(ともに大阪桐蔭)がさすがのプレーを見せた。藤原は秋に右ヒザを痛めていたこともあり、本来の1番ではなく4番での出場が続いたが、ベースランニングではその不安を払拭するスピードを披露し、スカウト陣を安堵させた。全身を使ったフルスイングは迫力十分で、打球音とヘッドスピードは他の選手とは明らかに違う。センターから見せる強肩はプロでも上位のレベルであり、1位指名の可能性は高い。

 根尾も運動能力の高さは藤原と双璧であり、あっという間に外野の間を抜くライナーは見事だった。秋まではポジションが固定されないことで完成度は低い印象だったが、この選抜ではショートの守備の安定感が明らかにアップしていた。細かいステップを踏んでバウンドを合わせられるようになったことが大きい。投手としても140キロ台後半のスピードを誇るが、その強肩を生かしたスローイングも圧巻だ。将来的には松井稼頭央(西武)のような選手になりそうな雰囲気が漂っている。

野手でもう一人、上位候補になる可能性があるのが森下翔太(東海大相模)だ。打ちたい気持ちが前に出すぎて形を崩してミスショットが目立ったのは課題だが、鋭く体を回転させるスイングの迫力は間違いなく超高校級だ。少しこすったような打球でも球足が速く、次の塁を積極的に狙う走塁も魅力だ。貴重な右の強打者ということでプロからの需要は高い。



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