梨花 (c)朝日新聞社
梨花 (c)朝日新聞社

 9月からイギリス・ロンドンでの新生活をスタートしたタレントの紗栄子(30)。長男(9)と次男(7)の留学のため、親子揃って拠点を移したと報じられたが、子どもたちが通う学校は、ウィリアム王子やヘンリー王子も通ったという超名門校だという。

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 約2年ぶりのテレビ出演となったバラエティー番組では、「(息子たちには)1歳の終わりぐらいから英語教育をさせています。コミュニケーションツールとして、英語ができることは強みになると思うんです」と自身の教育論を熱弁。しかし、共演した予備校教師でタレントの林修(52)からは「子どもに早期英語教育をさせている東大出身の親に会ったことがない」とバッサリ“否定”されてしまった。

「以前からネットなどで“育児放棄“と揶揄された紗栄子さんですが、実生活では息子たちへの愛情は深く、教育も熱心だった。21才で出産を経験し、彼女の性格や若さもあって『育児は無理』とマスコミに叩かれていた時期もあったが、本人は『それが強迫観念になって自分を追い込んだ時期もあった』と話しています。息子2人をプリスクールに入れ、英語の早期教育に力を注いだのは、育児をしっかりこなしているという彼女なりのアピールだったのかもしれません」(女性週刊誌の編集者)

 ともあれ、紗栄子だけでなく、最近は海外で子育てする芸能人が少なくない。先日、インスタグラムで公開した美しすぎる水着姿が話題となった梨花(44)も、教育熱心なママのひとり。現在は期間限定で拠点をハワイに移し、長男(5)と生活している。移住は長男をサマースクールに参加させるために訪れたのがきっかけで、教育環境の良さやスローライフにハマり、ハワイ生活をスタートさせたという(現在は夫もハワイで生活中)。

「昔の梨花さんのイメージからは想像できませんが、母として真剣にお受験をサポートしていた。『不合格なら帰国』と自らを追い込んでいたそうです。ハワイのお受験戦争は日本に負けないくらい熾烈だそう。モデルだけでなく、ライフスタイルショップのプロデュースでも成功している彼女ですが、自分の身なりや体形・美貌の維持を後回しにし、息子のために奮闘したそうです。今後は新しい分野からの仕事依頼も増えるかもしれませんね。」(ファッション誌のライター)

 長男は見事、志望した学校に合格。8月中旬に彼女は「本当に頑張ったと思います」と息子を褒めるとともに、大きなリュックを背負った長男の写真インスタグラムにをアップした。また、「母ちゃん初めてのお受験モード」「受験というものを通して本当にいろいろな事を学んだ気がした」とハッシュタグをつけるなど、教育ママとなっていたことも包み隠さずに告白し、受験への葛藤や紆余曲折を親子で力を合わせて乗り切ったことをアピールした。梨花の一連の投稿には、現在お受験を頑張るママたちからも「励まされた」などのコメントが多数寄せられ、新たなファンを増やしたようだ。

 ほかにも、海外で子育てをしている芸能人は宇多田ヒカル(34)、今井美樹(54)などがいる。ロンドンに拠点を置く宇多田は以前、テレビのインタビューで「そこそこ格式あるレストランで授乳しても嫌な顔ひとつされない」と語り、ベビーカーでも論争になる日本の“息苦しさ”を嘆いていた。やはり、子どもたちを多様性のある環境で育てたいということなのだろう。

 さまざまな芸能人が海外で子育てをさせているが、その“大先輩”といえば後藤久美子(43)だろう。先日、20歳になる長女・エレナが日本での芸能活動をスタートさせ、話題となったばかりだ。

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