フリーで圧巻の演技で披露した羽生。(写真:Getty Images)
フリーで圧巻の演技で披露した羽生。(写真:Getty Images)

 フィギュアスケートの世界選手権(フィンランド・ヘルシンキ)は現地1日に男子フリースケーティング(FS)が行われ、羽生結弦(22)が自身の持つ世界記録を更新する223.20点をマークし、合計321.59点でショートプログラム(SP)5位から逆転優勝を飾った。また、宇野昌磨(19)も自己ベストを大幅に更新して2位に入り、大舞台で日本勢がワンツーフィニッシュを果たした。

 羽生が今シーズンの集大成となる大会で、最高のフリー演技を見せた。冒頭の4回転ループを鮮やかに決めると、その後もすべてのジャンプで加点がつく完璧な演技を披露。演技終了後にガッツポーズを見せ、逆転での3年ぶりの世界選手権優勝を決めた。

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