不調のダルビッシュ、ポストシーズンに向けて“本来の姿”を取り戻すカギとは… (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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不調のダルビッシュ、ポストシーズンに向けて“本来の姿”を取り戻すカギとは…

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レンジャース・ダルビッシュ有(写真:Getty Images)

レンジャース・ダルビッシュ有(写真:Getty Images)

 もっとも、懸念材料があるとすれば、ここにきてダルビッシュが調子を落としていることだ。今月17日に地元で行われたアスレチックス戦では、5回を投げて自己ワーストタイの7失点。4日のアストロズ戦では4回5失点を喫したのに続き、9月に入って2度目の乱調だった。結果として、8月17日の時点では2.75だった防御率が3.81まで悪化してしまった。

 気になるのは、今月17日の試合後、ダルビッシュがこの日の不調の原因として制球の悪さを挙げていたことだ。恐らくダルビッシュが意味したのはコマンド(狙った場所に投げる能力)の方だが、過去5試合で合計15四球とコントロール(ストライクを投げる力)も乱れている。7月27日から8月17日までの5試合で3四球だったのと比べれば、急増と言っても大げさではない。

「トミー・ジョン手術から復帰1年目では、制球にばらつきが出るのは仕方ない。それはどんなピッチャーにも起こること。ダルビッシュも完全に本領発揮するのは2017年以降になるだろう」

 先月中旬、実は前述のスカウトはこの状況を予言するようなコメントを残していた。一時的に不振に陥ることはどんな投手にもあるだけに、大げさに騒ぎ立てるべきではないのかもしれない。しかし、例外はあるとはいえ、トミー・ジョン手術を受けた投手のコマンド、コントロールが復帰1年目に不安定になることが多いのは事実である。


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