大坂なおみ、「勝負師の資質」が将来のグランドスラム制覇を“現実”にする (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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大坂なおみ、「勝負師の資質」が将来のグランドスラム制覇を“現実”にする

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女子では最高レベルのサーブとフォアハンドを武器に、将来のグランドスラム制覇が期待される大坂なおみ。(写真:Getty Images)

女子では最高レベルのサーブとフォアハンドを武器に、将来のグランドスラム制覇が期待される大坂なおみ。(写真:Getty Images)

 乾いた破裂音が鳴り響いたその刹那、ボールは相手コートに突き刺さり、誰のラケットにも触れることなくベースライン後方のフェンスに跳ね返る……。

 瞬きも許さぬそのスピードに、観客席から沸き起こる感嘆の声。続いて、サーブ速度計に表示される時速125マイル(約201キロ)の数字に、再び驚きの声が上がる――。

 大坂なおみがコートに立つ時、それは見慣れた景色になりつつある。周囲の喧騒をよそに一人表情を崩さぬ180センチの彼女が、鋭く振り抜く右腕でさらにポイントを奪い取り、勝者として名乗りを受けるのも今やよく見る光景だ。

 今季初めてグランドスラム本戦の大舞台を経験した大坂は、3大会連続で3回戦進出。濃密なる6試合で勝者として名を呼ばれた。

 世界ランキング127位で迎えた1月の全豪オープンでは、予選3試合全てをストレート勝利で勝ち上がり、本戦でも2つの白星を連ねて3回戦へ。初めて“トップ100ランカー”として予選免除で出場した5月の全仏オープンでも、やはり2勝を挙げて3回戦に到達。ウィンブルドンは膝の故障のために欠場したが、先日の全米オープンでも三たび3回戦の舞台へ。しかも、いずれの大会でも3回戦に到るその過程で、シード選手を破る金星を手にしている。


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