あわや心筋梗塞! 関根勤さんが心臓手術を語る「ビビっている暇もなかったです(笑)」

朝日新聞出版の本

2016/09/15 07:00

──速い決断ですね。

関根:心臓に血液を供給する、重要な冠動脈の狭窄ですからね。東京都内の主要道路に例えるなら、環七と環八が75%以上渋滞している状態。ビビっている暇もないなと(笑)。あと逆にラッキーだなと思いました。番組の企画を受けなければ、何も知らずにある日突然、倒れていた可能性があったわけですから。この幸運を生かそうと。

──冠動脈がそれだけ詰まっていても、自覚症状はなかったと聞きました。

関根:舞台やゴルフで少し息が詰まるくらいで、全くありませんでした。ただ昨年、胸焼けと胃の痛みが少し続きました。医師からは「冠動脈が詰まっているサインだった可能性がある」と言われました。あと毎年コレステロールは、基準値よりも高い値が続いていました。

──ステント手術はカテーテルを冠動脈に送り込み、血管を広げてステントという金具を装着して、血流を回復させるものです。同手術の長所はどんなところにあると感じますか。

関根:開胸手術ではないので、体に受けるダメージがほとんどないということです。僕は5月1日に入院し、2日に手術、3日に退院で、その日の夕方は文化放送に行って収録の仕事をしました。入院期間はたったの2泊3日。キレイな看護師さんたちとお別れするのは寂しかったのですが、すぐに普段の生活に戻れました。

──手術の怖さはなかったですか?

関根:特になかったです。手術は、検査を受けたクリニックから紹介された東京・六本木の心臓血管研究所病院で受けました。担当は経験豊富な先生。ステント手術は局所麻酔なので、僕は意識があり、先生と何度も会話しました。当日はまず、カテーテルを使って冠動脈の内部を確認する作業がおこなわれたのですが、

「あー関根さん、やっぱりだめです。2本とも血流は25%以下です」
「大渋滞ですか?」
「そうです。今からステントを入れます」

 というやり取りがあって、手術に移行しました。今回も悪いと言われたので、とにかくお願いします!という心境でした。

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