4000万円の預金があっても生活が苦しい? 老人たちの不安浮き彫りに (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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4000万円の預金があっても生活が苦しい? 老人たちの不安浮き彫りに

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マンガ/上大岡トメ

マンガ/上大岡トメ

ごきげんで生きる48の方法

大谷由里子著/イラスト・上大岡トメ

978-4022513335

amazonamazon.co.jp

 年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。

 人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。

 元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(52歳)さんがお送りする「ごきげんに生きるための方法」。

 大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載中です!

 また、連載好評につき、なんと一冊の書籍になりました! 『ごきげんで生きる48の方法』、現在、好評発売中です!

*  *  *
 わたしの祖父母は、孫や父母のために、あるだけお金を使った。

 それだけでなく、自分が欲しいものも、ちゃんと買っていた。

 そんな祖父母の口癖は、

「葬式代だけは、ちゃんと残している」

「生きているうちに誰かのために使ったら『ありがとう』って、言ってもらえるけれど、死んで残していても、『ありがとう』って言ってもらってもわからへん。そんなのイヤやわ」

 気前良くて、明るい祖父母だった。

 そんな祖父母だから、わたしもわたしの家族も長生きしててほしかった。

 寝込んでも、ボケても、「早く死んでほしい」なんて、誰ひとり思わなかった。

 それどころか、

「全部、わたしらに使ってくれても、葬式くらいあげてあげるよ」

 なんて言って、笑っていた。

 どうもその血筋なのか、母も言う。

「葬式代は残しているけれど、預金は、あんたらのために使ったわ」

 そして、いつでも気前が良い。


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