8月に開かれた東アジアカップでは国内組のみで臨んだが、1勝もできずに不安を抱かせたハリルホジッチ監督。しかし、海外組を招集できるアジア2次予選では“自信”を取り戻したようだ。指揮官が全幅の信頼を寄せているのが、香川真司と本田圭佑、岡崎慎司の三選手である。所属するドルトムントで4ゴール3アシストと好調を維持している香川。ハリルホジッチ監督は、香川について「オフェンス面でキーとなる、スピードアップに欠かせず、チームに何かをもたらす決定的な選手だ」と絶賛する。

 また、レスター移籍後2試合目でプレミア初ゴールを決めた岡崎についても「人間性もサッカー面も素晴らしい。頑張るところと戦うところで(レスターで)スタメンをつかんだ。彼のパフォーマンスがチームにとって重要になる」と評価する。一方、ACミランの公式戦初戦でゴールを決めた本田については「オフェンス面で違いを見せつける選手。香川と彼が決定的な仕事をしてくれる」と語るなど、期待の高さをうかがわせる。

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