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2月22日は猫の日・温泉街でネコを見かける理由とは?

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2月22日は「ネコの日」

2月22日は「ネコの日」

 今年の5月14日から7月7日の間、東京・上野公園の東京芸術大学美術館で「夏目漱石の美術世界展」が開催される。同展は漱石の文学作品や美術批評に登場する画家、作品を集め展示するという今までにない試みだけに、純文学ファンから美術品愛好家まで幅広い層の期待が高いようだ。

 漱石は、日本はもちろん留学先であったイギリスの美術にも造詣が深く、作品中には伊藤若冲、横山大観、ターナー、ミレイといった古今東西の画家が数多く登場する。同展では日英の名品や漱石自身が描いた文人画、作品の装丁、挿絵から、彼の文学の軌跡をたどり、理解を深めることができる内容だ。

 日本を代表する文豪として海外からの評価も高い漱石だが、彼は無類の温泉好きとしても知られ、『坊ちゃん』は愛媛県・道後温泉が舞台。『我輩は猫である』にも後半部分、唐突に湯治客でにぎわう神奈川県の姥子(うばこ)温泉が登場する。一般的に風呂嫌いとして知られている猫が主人公の作品に温泉が出てくるというのも興味深い。

 入浴とは縁遠いような猫だが、意外にも温泉街ではよく見かける。なぜだろうと首をかしげたくなるところだが、答えは簡単。温泉街の地下には温泉の配管が通っており、地面を触ってみると冬でも比較的温かい。冬場よくコタツに潜り込む猫だけに、あちこちにお湯のぬくもりがある温泉街に集まってきているということではないだろうか。

 「温泉=ネコ」のイメージがあるせいか、温泉地にはペットと泊まることができる宿が多くある。栃木県・鬼怒川温泉にある「きぬ川国際ホテル」はペット専用の風呂まで完備されている。また、静岡県・下田温泉にある「いづみ荘」は地元の海の幸が存分に楽しめ、伊豆の景観をペットと共に楽しむことが可能。ホテルでは“ペット禁止”の施設もあるが、「ペットは家族の一員」との認識が広がってきた昨今、全国各地にはペットと共に楽しめる温泉宿・ホテルが多いようだ。

 余談だが、猫が風呂をひどく嫌うのは、濡れることで毛並みがひどく乱れることが理由らしい。猫は皮膚の油分が少ないため、お湯につかると肌が荒れてしまうこともあるという。ただ、浴衣姿で膝に猫を乗せ温泉地の景色を眺めるのは、なんとも風情がある。2月22日は猫の日、自慢の猫と旅に出るのも悪くない。

【関連リンク】
「ペットと泊まれる宿」(ゆこゆこネット)
http://www.yukoyuko.net/special/dir/name/s_pet


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