「年金なんてどうせもらえない」と未納を続けた49歳男性に残された道 (1/3) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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「年金なんてどうせもらえない」と未納を続けた49歳男性に残された道

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横山光昭ダイヤモンド・オンライン
「年金を払うより貯金」。そんな風に考えて、年金保険料を支払わない人が未だに少なくないようです (※写真はイメージです GettyImages)

「年金を払うより貯金」。そんな風に考えて、年金保険料を支払わない人が未だに少なくないようです (※写真はイメージです GettyImages)

 これまでも、年金だけで老後を過ごすのは厳しいと認識していた人は多かったと思います。そのことを改めて世間に突き付けた「老後資金2000万円」報告書が発表されて1ヵ月余り。実際、老後資金作りに関心を持って、私のもとへ家計相談に訪れる人が増えています。

 その中にはときどき、年金保険料の納付に関して「自分で老後資金を準備するのなら、払わなくてもよいのでは?」などという極論をおっしゃる人もいます。年金は賦課方式(現役世代で出し合って年金の支払いを支える方式)での支給であり、自分で積み立てて受給する方式ではないので、そう考えるのも無理はないかもしれません。しかし、きちんと年金保険料を納め、自分が年金をもらえる権利を作っておくことが、老後生活の設計において非常に大切です。

 現在、平均寿命が延び続け、「老後」の期間が長くなっています。そうした中で、年金のような毎月安定した収入源を持つことが、貯蓄などで資産を作ること以上に重要なのです。

 仮に「年金保険料を支払わなくてもいい」としても、その分の金額を老後のために今から貯められるかというと、なかなか難しいことでしょう。寿命はどんどん延びていますから、長生きするだけたくさん年金がもらえ、支払ってきた金額を超えることさえあります。

 何より、治る見込みのない障害を負った時、配偶者を亡くした時などにも、ある程度の生活が保障されるこの年金制度は、批判もあるでしょうが、やはり加入しておくべきものです。

●「年金を払うより貯金」年金未納を続けた49歳男性の苦境

 個人事業主に雇われていたYさん(49)は、これまでずっと年金保険料を払ってきていません。雇い主から受け取る給料は、所得税と雇用保険料が引かれているのみ。社会保険料は給料から徴収されていませんでした。


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