「頭が良くても使えない人」はこの差でわかる (1/4) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)
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「頭が良くても使えない人」はこの差でわかる

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アンジェラ・ダックワースダイヤモンド・オンライン#仕事

 世界の心理学者が長年追求してきた「人生で成功するのに最も重要なファクターは何か?」がついに研究で解明された!ビジネスリーダー、エリート学者、オリンピック選手……成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく、もうひとつの能力「グリット」だった――。これまでの能力観・教育観を180度くつがえし、世界的ベストセラーとなっている『やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』から、その驚くべき内容を紹介する。

●人のどこを見れば、成績や経歴がわかるのか?

 私が「性格的特徴研究プロジェクト」のことを知ったのは、「やり抜く力」の研究を始めて数年後のことだった。その研究報告書を初めて手にしたとき、私はいっきに読み通し、ひと息ついて、もういちど最初から読み直した。

 その夜は眠れなかった。まんじりともせずに考え続けていた。何てことだろう!このプロジェクトで「人生の成功を左右する最大の特徴」とされている「最後までやり通す」という性格的特徴は、「やり抜く力」にそっくりだ!

 私はどうにかしてすぐにでも反復実験を行い、ウォーレン・ウィリンガムの研究結果を確認しようと考えた。そう考えたのは、ひとつには現実的な動機があったからだ。

 グリット・スケールに限らず、自己評価式のアンケート調査は、よい結果を出そうとして適当に回答するのも簡単だ。しかし調査研究では、よい結果を出したことで参加者がなにか得をするわけではないし、(入社試験や入学試験など)「やり抜く力」の強さをアピールしたほうが得になるような状況でグリット・スケールが使用される可能性も考えにくい。

 したがって、ウィリンガムが行ったような方法で「やり抜く力」を数値評価すれば、参加者がよほどでたらめなウソでもつかない限り、現実に即した結果が得られると思われた。

 ウィリンガム自身の言葉によれば、「なにかを最後までやり通す能力があることを示す明確な兆候を見つけることは、生徒たちの成績や経歴を調べるのに有効な方法」なのだ。

 しかし、さらに重要な目標は、「最後までやり通す」という性格的特徴には、「やり抜く力」と同じように、「挫けそうになっても、あきらめずに努力を続ける」という特徴が含まれるかどうかを確認することだった。

●ビル・ゲイツがしている「使える人材を見抜く法」

 新たに長期的研究を行うにあたり、私は世界最大の慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」に支援を求めることにした。まもなく、ゲイツ財団が大学中退率の高さに大きな関心を持っていることがわかった。


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